輪島の市街地を抜け 国道249号を能登の奥へ
輪島千枚田までは 比較的車が多いのですが
真夏の観光シーズンにしては 空いている
塩街道と呼ばれる 輪島~珠洲の外浦側海岸
日差しが強いので 塩田作業も忙しそう
ここは 古くからある 塩田
そして 道の駅 珠洲塩田村
茅葺の小屋は中で薪を焚いて
太陽光で濃縮した海水を薪で煮詰める作業用の小屋
大量に積まれた薪
重油やガスなどを使わないのも拘りなんでしょうか
能登の塩造りは 昔のままの工程で作業 だから味も昔のまま
岬の灯台 赤島地区
以前記事にしましたが
石川さゆりさんが歌う 「能登半島」のレコードジャケットの背景が此処
国道は海岸から離れ
山の方へ
途中の展望台
真夏の日本海は透き通る
国道は珠洲の市街地抜けて海
今度は内浦側(富山湾側)
能登の祭りで 使われる 「キリコ」
写真では伝わりにくいですが 大きい
太鼓が付いている方が後ろ側
見上げるような 高さ
吹き流しが 風に吹かれ 涼しげ
南側の見える範囲にもう一台のキリコ
横の電信柱と高さを比較してもらえば わかると思いますが
電気の高圧電線が通る部分と同程度
普通の民家なら3F相当の高さ
デカイです
キリコ下側にも注目
車輪らしきものは なし 周りにも置いてない
そうです この巨大キリコ 移動は担ぐしかない
この時間は 静かに風に吹かれる
更に 南下
広場に 3台
もう一台 中くらいのキリコも
祭りの先導役キリコ
大きさは 他の集落での祭りなら標準的な大きさ
空中に張られた 電線の高さを考慮すると 街中を練り歩くのでしたら
この大きさが限度
ここ 宝立キリコの大きさが わかりやすい写真
カキ棒の上では お兄さんが寝てます
キリコ準備が終わって 祭りの本番は夜
それまでは 時間があります
写真はネットからお借りしましたが 本番はこんな感じで
海中を巨大キリコが乱舞
花火が上がるのは PM10時以降
・・残念ながら 本番まではいられません
このキリコだけ 黒漆仕上げ
特別な感じ
もう一台は竜
川の向こうにも 発見
松をなぎ倒す 男なのか?
ダイナミックな図柄
祭りの名前は 「宝立七夕キリコ祭り」
暑い暑いと言いながらも 「七夕」は秋の季語
冬が長い能登ですから 夏の終わりには敏感な 能登人々の祭りなのかもしれません
つづく