万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

W1旅 ヒスイ峡

2017年のGW

 

私とビートルック様の2台のW1

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W1国道148号から 右側の脇道へ

 左を流れる川は姫川の支流 小滝川

 

一旦川から離れ 山深く入って行く

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標高が上がると共に 季節が逆戻り

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路肩には残雪

 山の上の方は まだ冬枯れ

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駐車場に入ると

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ブルで除けられた雪の固まり

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ここは 高浪池

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池の主の大きな魚のオブジェ、 

  晴れていれば寝ころんでくつろげそうな 芝生

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釣りに興じる子供たち

  釣り竿は近くの山小屋で貸してくれる

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キャンプ場も併設

 ここなら 夜の星が綺麗でしょう

 

 

しかし 我々が行きたいのは この先

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山小屋から林道を更に進む

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今度は標高を下げていくと

 

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正面に 岩山  「明星山」1188m

 

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明星山北壁

  急峻な岩盤壁はロッククライミングの名所

 

こんなトコロ 登るなんて

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そして 明星山

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この明星山 巨大な一個の石ころだそうで

 成分は石灰岩が地下深くで押し固められたモノ

 

元々は南の海のサンゴ礁

 

下の図に「付加体」とありますが 明星山の場合 それがサンゴ礁

それが 地下に沈み 長年の造山活動で地上に浮上

 

 

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付加体の概念図
堆積物が海洋プレートから剥ぎ取られて大陸プレートに付加したものを付加体と呼ぶ。海洋底表層のチャート類や大きなサンゴ礁などは、海溝で海洋プレートから別れて陸側に付加する。海溝では次々に新しい付加体が到着するため、新しい付加体は古い付加体の下にもぐりこみながら大陸側へ押上げる。この結果、新しい堆積物が古い堆積物の下に潜り込んでいるため、地層累乗の法則に反する構造をとり、上側が古く下側が新しいという地質構造をとる。
このときサンゴ、ウミユリ、フズリナなど炭酸カルシウムの骨格をもつ生物の遺骸が堆積してできる石灰岩や、放散虫の殻などからできるチャートを付加する。

 

・・・・だそうです

 

 

 

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その 大きな石灰が地上に押し上げられる時に出来る副産物

 

それが コレ  

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ヒスイ です

  しかし ここにあるのは 大きい

 堅くて磨けば美しいので 宝石としてもなじみ深い

f:id:mannenNA:20200501200146j:plain まが玉ですね

 

河原にはこんな看板

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この小滝川に下流の姫川までが天然記念物 ヒスイを持ち帰ることは犯罪になってしまいます

・・・海岸はOK

 

小滝川ヒスイ峡

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河原におりて 探ってみると

 

漬物石大の石

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これ ヒスイじゃない?

 

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