先週土曜日
ダイハツの3輪トラック
ロングボディで生き残っている個体は少ないんじゃないかな
里山里海街道
高松PAで休憩
こうやって見ると 今のバイクって地味ですね
モノクロカラーが多くて 無機質なコンクリートみたい
そういえば 電車なんかも 昔はこんな感じでしたが
今はこんな感じ
清潔感はあるけど 面白くない
今の都会的な生活に慣れると 色彩感覚が薄れるのか?
それとも昔の人の方が色彩感覚が良いのか?
今日は海側は晴れ 陸側は曇り 左前方に柴垣海岸
暑くもなく快適
国道を離れ 安倍屋海岸へ
水平線はクッキリ
今は防波堤で陸と繋がる
港の中には小型の漁船
桟橋には 籠網 刺し網 などの漁具 磯の臭い
丸っこいスタイルは 日本人的な CBナナハン
粘り有るエンジン
本田宗一郎が「こんなデカイの誰が乗るんだ」 と言った話は有名ですが
そのあとに 「これだけ乗りやすいなら商品化してもOK]
と ゴーサインを出したストーリーはあまり語られていない
今乗っても 完成度は高いバイク
このバイクも 1980年代 中盤から後半は1年車検で維持費が掛かるのと
限定解除免許に新型車ラッシュで 不遇の時代があり
多くがスクラップに
・・・勿体ない
今は60過ぎの男性に「昔 憧れのバイク 手が出なかった」
なんて 声を掛けられることが 時たまありますが
私自身は、まだ動くCBナナハンが中古でも値段が付かず バイク屋の後ろでスクラップ待ちの時代を知ってますので
「手が出なかったって ホンマか~~?」
とつい疑う
アンタラが そのチャンスに 「カタナや忍者」じゃなくて「ナナハン」買っていれば
もう少し 実働個体が残ったんじゃないの?
と へそ曲がりな私は考えてしまう
そんな おじさま方に HM300の排気音残し その場を離れるのが
今は快感(・・性格悪いのは 十分承知)
穏やかな こんな日の海は良いですね
海沿いの 細い道
田んぼに 竹林
倉庫に 住宅
此処にも漁港
漁船のヤレ具合が渋い
古いバイクに関しても 多少ヤレているほうが 存在感がある
付喪神 をご存じでしょうか?
多くのナナハンが過去廃車になり その恨みが 40年の時を経過して 私の中に沸いているような・・・
皆さんも 縁があって 手元に来たバイク
↓大事に乗乃りましょう