明日出勤務で 今日はその代休 金沢は本降り雨 時間があるので 記事でも書きましょう
題目はCB750FOUR K4です
1974年発売
CB750FOUR の初期型 K0は1969年発売
ですから K4は 最後期の熟成型
写真はK0
やっぱり 人気があってカッコイイのはK0
初期型だけに癖も強いですが それを乗りこなすのも「漢」
CB750FOUR いわゆる「ナナハン」は メインの輸出国アメリカの法的問題
年ごとに 仕様を変えなければいけない
いわゆる「イヤーモデル制度」で 年ごとにK0 K1 K2 K3 ・・・・K7 まで続くのですが K3~K6は 大きく仕様がかわらないので K4(輸出はK3~K6、国内はK4とK6のみ)として扱います
K0とK4の写真比較でも わかりますが型が後期になるほど 外観デザイン的には劣化
それは ホンダの設計者も認めるところ & K0人気の要因
でも メカ的には 後期ほど進化
これ 何型かわかりますか?
K4のK1仕様ですね
ナナハンは部品も豊富なので ノーマルにこだわらなければ
中身は安心のK4で 好みにより外観は K0やK1に改造しちゃってもいいんです
もちろん (K4のままがいいという意見もありです)
万年NA号も K4ですが K1に近い外観にしてあります
・・・・よく間違えられるのはK2ですが
リア周りを変更しないのは グラブバーが付いている方が 何かと便利なのど
デザイン的にはこっちの方が好きだから
で K4の魅力の本題ですが
1 走りが良い
具体的には
① サスペンションの進化 フロント「セニアリーニ式」に変更 ダンピング性向上
② リアサスのばねのプリロードもも3段>5段に
2 操作性の向上
これは左右のスイッチボックス変更により
①ハイビーム・ロービームの切り替えが容易に K2までは切り替え時に一瞬ライトが消えることも
②切るスイッチのタブの位置変更により 不意にスイッチが切れてしまうこと防止
③ ウィンカーブザー取り付けにより消し忘れ防止
④ クラッチ握らないとエンジンが掛からない 安全装置
3 燃費向上
K0/K1は リッター18~20Km K2 19~22Km前後 K4 20~24KM前後(万年NA調べ 個体や整備状況によりもう少しバラツキあり)
予備タンクまで 12リットルなので 巡行距離 K0・K1 210km K4で250km と田舎や夜間ツーリングだと この最後の40kmがかなり効いてくる
この要因の一つ キャブのセッテングが型により全然違うからなんですが
メインジェットで K0/K1 #120、 K2 #110、 K4 #100
と後期型になるほど 絞ってある
メインジェットで 10違うと 大違いレベルでセッテングは変わります
よく K4はマイルドすぎと言われますが
私のK4の場合 マフラーをHM300に交換して メインジェットを #106に
変更して K1と同等のレスポンスを実現
それでも 燃費は リッター20~23Km
・・・・走りと燃費をバランス
4 値段が安く気楽に乗れる
① 程度にも寄りますが今バイク屋でK0買うと国内モノで200~500諭吉
K4なら 110~160諭吉 ・・・それでも高いですが
② K0だとノーマル主義者に「あーだこーだ」言われますけど
K4でしたら 気軽に自分好みに改造しても だれも文句言わない
5 電気系は安心
① K4ヒューズは3系統にわかれるので 故障診断しやすい K2までは切れると全部動かない)
結論
「人気のK0 乗るならK4」 とナナハンファンの中で云われますが
多くのナナハンと接する ナナハンクラブの幹部
武井会場の愛車もK4 長野支部長の愛車もK4 という現実
私も使い方のメインはツーリング
そんなナナハンファンなら K4は魅力的
ナナハンクラブ 事務局長号 これもK4
改造派にも K4はお勧め
気楽に弄れる自由度が高く エンジンの信頼性もあるので
弄っても壊れにくい
↓ 乗って楽しむなら K4はお勧め