CB550FOURですが
8月の暑い時期 家を出て10分くらい走ったところで
急に不調に
症状から見て 点火系の不良と判断
最初はコンデンサーのパンクを疑うも
2.3側のプラグのみ 火花が飛んでないので どうもコンデンサーじゃなさそう
(コンデンサー不具合でも火花は飛ぶ)
そうなると イングニッションコイルかポイントか・・・
とりあえず ポイント磨いて 見たり隙間を調整してみるも
ダメ
・・・もともと隙間は適正な間隔でした
これは イングニッションコイルだな
と取り寄せして 交換するも
状態変わらず
取り外したイングニッションコイルを点検するも 少なくとも断線はなさそう
となるとポイントか?
でも ポイントはブレーカープレートごと交換してから年数経ってない
とりあえず外して 導通テストはOK
絶縁を計ると(メガーテスター使用)
2・3番側がダメ
どこかで地絡している
なんか 同じ部品頼んでも不安
ということで 無接点のダイナを今回入れて見ることに
因みに値段は ブレーカープレートだと 送料税込みで 約1.5諭吉
ダイナ(コントローラ&イングニッションコイルが付属してないタイプ)
だと 約 3諭吉
それがこれ ブレーカープレートに相当する部品
と ガバナにはめ込み点火タイミングを取る部品
回路図
日本語の解説もあります
組み前に配線の長さチェック
750に比べ550は長さが必要なのですが 大丈夫そう
エンジンカバーを通す部分のグロメットは移植して
ガバナの部品も外筒外し
タイミング部品を入れる
取説にも 向きが書いてないので とりあえず 2.3番側に 2と書いてある方を合わせる
組んで 配線
電源も取る
点火タイミングはヘキサゴンネジを緩めて調整するんですが
インチなのか 手持ちのmm工具では使えるのがないので
適当なレンチを削って 専用工具自作
こんな感じ
ガソリンやバッテリつないで準備して エンジン掛けるも かからない
どうもガバナ部品の向きが逆みたい
2の文字を1・4側に合わせる
そして キック
あっさり エンジンはかかる
タイミングランプで点火時期調整して
タンクのっけて 近所テスト
・・・・なかなかいい感じでスムーズなふけ上がり
ちょっと 遠回りしたけど 修理完了
万が一 ナナハンも同様な故障したら ダイナに変更しちゃおうかな
とりあえず 動くようになって 一安心
↓ 以前はダイナといえば コントローラ付きの9諭吉の高価なパーツでしたが
(もしかしたらウオタニと勘違いかも 何れにしろ無接点のフルトラキット)
このダイナは3諭吉なら 十分リーズナブル
問題は耐久性ですが 高いダイナはコントローラが壊れることもあるので
最初からコントローラの無い シンプルなこのタイプなら
大丈夫じゃないかな・・・と期待
一応 過電流も心配して プラグキャップは抵抗入りに変更済