遠くに行く気もしない
それでもバイクには乗りたい
気合を要れないでも 走ってくれるCB550FOUR
を車庫から出す
キーを捻り セルボタンを押すと 静かな排気音
ギアを入れてクラッチ繋げばするすると進む車体
市街地を抜け 山方面に
鶴来一の宮
この辺を境に 空気が新緑の香り
酸素も濃いような気がする
旧鳥越の穀倉地帯
田植えが終わったばかりの田んぼ
一息つく集落
何処にも行く気が無いのに バイクで出てきたのは 腹が減ったから
もうPM1時過ぎ
春の午後
空も曇りで中途半端、 家でダラダラしていると 飯作るのも面倒
でも バイクで外出ると やっぱり気持ちいい
この日の予定は 蕎麦食うこと
久しぶりに あの店に 行ってみよう
その前に 寄り道
古い 鉄橋
最近はこのような構造の鉄橋は少なくて コンクリートや鉄の一体構造の外観的にはシンプルな橋が多い
いわば 昭和の香りがする橋
昭和のバイクで走るにはお似合いの場所
手取川の支流 大日川流域を遡っていく
ありました 此処も昭和のホーロー看板
昭和49年製のバイク停めて
入口の方へ廻ると
蕎麦屋の店主のお父さんが 耕作中
手前には 「とりごえそば 相滝」と
通路を入ると つつじ
玄関到着
古い造りですが 大工さんの仕事が丁寧な 玄関
網戸も付いているから 風の通りも良い
そして 御座敷へ
休日の12時頃は混んでますが この時間ならお客も少なく
そば茶の香りをたのしみながら リラックス
窓の外から 涼しい風と カエルの鳴き声
それに 混じって 鍬で土を鋤く音も