ヤフー時代の過去記事の再編成
校正して再投稿します
GX750Ⅳ型 万年号
この年代の750ccクラス(Z750FOUR、GS750、CB750F)など 第一世代のCB750FOURに比べると
車体が重くなり ブレーキもトリプルデスクになるなど豪華にはなりましたが
それでも ブレーキの効きはそれなり
私自身 コンパクトなCB350FOURから CB750Fに乗り変えたとき 先ず感じたのが
「サンゴ―より750Fの方がブレーキ効かない(泣く)」
CB350FOUR
ブレーキはフロント片押しのシングル リアドラム
車重が軽いので ブレーキの効きには不自由を感じす
CB750F
豪華なトリプルデスク
・・・・でもブレーキの効きはそれなり
で GX750もトリプルデスクデスクですが
ブレーキの効きの程度は CB750Fと同レベル
そこでGX750ブレーキ強化改造着手することに
改造前の万年号
もともとトリプルデスクのGXなので ブレーキを強化するとしたら
1 マスターシリンダーを新しいものに交換 > 実施済み
2 デスクローターの大径化 ・・・テコの原理で 外形が大きくなればなる程 効きは向上
3 キャリパーを新しい 対向4パッドなどのモノに交換
が考えられます
採用したキャリパー
台湾メーカーの FRANDO 新品
消耗品のこと考えると 中古の高いの買うなら 格安新品買ったほうがお得
構造は 対向4ポットのスグレモノ
ヤフオクで 16000円と格安
・・・・取説が入って無いし 値段が安いので たぶんパチもん
でも見た感じでは 作りはしっかりしてるし ブレンボの40mmサポートがそのまま使える
デスクローターはTXでも使った TRX850 FZ400 XJR400 など共通
298mm径を Y奥で落とし
海外から荷物到着
キャリパーサポート
思ったより早く入荷
この部品は SR400に 320mmローターと ブレンボ40mmピッチを組む用
SR400はノーマルで298mm 改造後は320mm
その外径差は22mm (半径だど11mm)
GX750のノーマルローターは268mm
新たに装着するローターは直径 298mmmm
その外形差 30mm (半径だと15mm)
半径では7、5mmほどローター外径が大きすぎて合わない計算
写真はGX750の268mmノーマルローター
キャリパーサポート
GXのアウターの方がゴツイ様で タブの周りを少し削って収まる
削った部分は黒く塗装してめだたない様に
ここで気が付く
左右でオーダーしたはずが 右が2個来てる
早速 クレーム入れ 左は無償で送らせることで 決着しましたが
また 入荷まで待たなければ行けない
でも サイズ的には確認出来たので ローターのスペーサーの厚みも特定
スぺーサーも手配掛ける
あとは ロータの外径
もともとは 直径298mmを320mm その差半径で 11mm オフセットのSR大径キャリパーサポート
今回は 268mmを11mmオフセットだと 290mm
元々の外径が298mmなので 半径で4mm削らなければすり合わせ出来ない計算
キャリバーサポートは力が掛かる部分なので 長穴などに加工して摺り合わせる方法は使いたくありません
そうなるとやっぱり擦り合せは ローター削りしか思い浮かばない
実際の現物の隙間見ると 3mmくらい削れば行けそうな感じですが
必殺 万年式 ローター外径削り
やはり ローターは硬い材質なので なかなか削れない
無人削りに改善
実際は随時監視
まだまだ削る
この時点で 直径で3.75 半径で 約1,8mm
再スタートしようとしたら サンダーが動かない
見たら 片側の電極コマがご臨終 もう片側は固着して分解出来ない
コードも何回も修理してるし 20年以上愛用したので ご苦労さんして
急ぎホームセンターへ
新しいサンダー購入 3750円
元気が良くなり
夕方5時 作業終わり
外径 もともとが298mmが293mmへ
これで行けそうな気がしますが 後は合わせてみて
引っかかるなら また削るまで・・・後からもう1mm削って
結局 最終的に直径291mm
次の作業は 左側のキャリパーサポートが入荷してからになります
そして
GXの部品到着
中身は
以前 左右でオーダーしたはずが 右が2個来た キャリパーサポート
の クレーム対応品 ・・・つまり左側キャリパーサポート
やっと ホントに やっと 到着
3週間以上 待たされました
早速 作業 やっちゃいますか
GXのフロント浮かせ
デスクローター交換 そしてキャリパー組付け
アタリも取って ホース類組んで エア抜き
完成
近郊のワインディングへ
ここまで来る間の市街地 信号停止 少ない握力で楽に止る
急ブレーキじゃなければ指2本
犀川上流
田んぼには 水が貼られ 田植えを待つ
今度は浅野川上流 湯涌の奥
ワインディングでも ブレーキのコントロールはしやすい
バイクを留めて
八重桜
この場所では 綺麗に咲いてます
コーナー手前で Fブレーキレバーを軽く当てる
微かに聞こえる シューとプレートが擦れる音が小気味よく タイミングが取りやすい
花びら 絨毯
こちらは 散り際
ブレーキが良くなっただけで 快感倍増
このあと うき砂で ヒヤリ
・・・・調子こきすぎました
帰宅
やっぱり 時代は進んでます
ブレーキの進化はトライアル時代に実感してましたが
最新4ポットキャリパーの性能向上には驚き
効き&コントロール性 ともに満足