糸魚川から姫川沿いを遡り 白馬
そして青木湖 中綱湖 木崎湖とくれば
大町到着
この日 お世話になった
山岳旅館 いとう
宿のご主人は 丁寧で腰が低く 体形はぽっちゃりで親近感
建物は昭和の趣
街中ですが 駐車場は広いです
お部屋はこんな感じで 古いですが 落ち着きます
古い建築物なので 天井は低め
座敷わらしが出そうな雰囲気
早めに到着したので部屋でゴロゴロ
食堂もレトロ
この日の客は私と 初老の紳士の2人のみ
夕食です
これに 味噌汁とご飯
ご主人手製のナスの餡かけ
そして ポークソテー
スタミナが付きそう
山岳旅館とあるので 主人聞くと 登山のお客さんの利用も多いそうですが
大町の駅で下車
翌日のバスで登山口まで行く方や
下山して 宿泊 翌日汽車で帰る方の利用者が宿泊
しかし 今はマイカーで登山口に直行する登山者の方が多い
ここ大町と富山の間の北アルプス 冬季横断をした パイオニアと云えば
佐々成正
元々は織田信長の家臣で織田信長北陸方面進行の責任者、柴田勝家の旗本、
景勝に睨みを利かすため 成正は富山にの総大将に そして同僚の前田利家は金沢に入る
まもなく
織田信長が本能寺のクーデターで死んで
信長の跡目争いが始まると
すると西は前田 東は上杉に挟まれ 佐々成正は孤立
そこで 佐々成正は徳川家康と同盟を結ぼうと 冬季の浜松生きを決行
ルートは地図の様に①②③の説があります
③は標高も低く危険も少ないのですが 上杉の領地を通らなければならないので
可能性は低い
②は 一番可能性が高いルートと言われてますが それでも標高2000m近くの急峻な
峠を越えなければなりません
①は 伝説のザラ峠ルート 二つの峠と黒部の谷を越えなければならない 難ルート
距離的には最短ですが 冬に此処を抜けるのは 自殺行為
個人的には 可能性は低いかな・・・なんて思ってましたが
宿の主人に尋ねると 佐々成正が宿泊したと伝えられる神社が大町にはあるそうで
それが本当なら 凄い (神社の名前は聞き忘れました)