能登の最先端 狼煙から
少し南東にある
小泊の海沿いにある製材所
東側の窓の外には日本海
天上も骨組みが幾何学模様
古材の組み合わせで 高い屋根の空間を作り出す
外へ出ると
水平線
「一人、一つ持って行きな」とという声に 何かと近ずづくと
穴の開いた白い小石
手に持つと 軽い
所謂「軽石」
火山の噴火で地上に飛び出した成分の中身の空気が膨らみ
スポンジのように発泡
空気を含むので軽い
水に浮かぶので 火山より遠くの海岸にも流れ着く
この軽石 火山の噴火時に出来た初泡よりも明らかに大きな穴が複数
これ「穿孔貝」という石に穴を開けてそこに住み着く貝の仲間の仕業
そしてこの様な不思議なカタチに
この日は私と前後して若い男女のグループが見学
若い人が大勢来たので 工場長も嬉しそう
製材の機械の説明も
使い込まれた大きなの回転式の大きな鋸で板や柱にカット
移動式の木材クランプ
このマシンで
この水平も作り出す
さて 次へ