単車で直列3気筒といえば
2サイクルではカワサキマッハのSSシリーズやKHシリーズ
スズキのGT750や380が知られるところ
その加速レスポンスから昔から人気のエンジン
今回は4サイクルの話として
4サイクルの3気筒120度クランクと言えば GX750
これは国内ではダサいと云われ不人気
(欧州では売れた)
当時のライバルナナハンに比べ スリムでハンドリングに優れる車体
セッテングさえ出せれば燃費も良い
商品価値とすれば他社に劣るものでは無かったのですが
少し脱線しますが
・・・GX750はエアーエレメントの容量が小さいので目詰まりすると直ぐ燃費が落ちると個人的に考察
特にⅠ型はエアクリーナーボックスの容量が小さいので要注意
外車ではラベルタ1000という1980年頃のバイクもありました
でも このエンジン180度クランクなので微妙に乗り味が違うのですが
欧州では3気筒エンジンに対する偏見は無かった様ですね
評価はよかった割に国内では売れなかったですね
特に昔からの 水平対向エンジン搭載のRシリーズファンからは酷評
つまり日本人の脳内には4サイクル3気筒とういエンジン形式は
「ダサい」「安っぽい」「なんで4気筒にしないの?」というような偏見に近い
云われようの不遇の時代が長く続いたのですが
今はむしろ 3気筒の時代に
軽量を求められるオートバイでも3気筒のメリットは大きい
今のバイク界隈では
トライアンフのスピードトリプル
軽量、ハイパワー グリップの良さで 昔の2ストレーサーレプリカ時代の250ccの麻薬的乗り味を知っている世代には涙腺モノの1台
国内ではヤマハXSR900などが市場に
今3気筒は偏見も少なくなり、軽量ハイパワーなバイクのイメージに変化してきました
それに3気筒は低回転でもトルクフルな特徴があり ツーリングバイクにも適したエンジン
望むとすれば、バイクに対する感覚が古い私の様な50~60代のライダーにも乗れそうな3気筒が有れば嬉しい
なるべく尖ってないデザイン「〇ライト、2眼メーター 前後18インチホイールなど」
で新車があれば おじさんライダーの選択枝も増えるのに