小松にある日本自動車博物館
バイクコーナーもアリます
この辺は1980年頃
スズキのGS750Gですね 1980年
この頃認可されたキャストホイル装着 駆動はシャフトドライブ
エンジンは当時「過剰品質」とまで云われた DOHC4気筒2バルブエンジン
隣のCB750Fと比べるとコンパクト
4サイクルではホンダ・カワサキに出遅れたスズキの意地を見せた傑作エンジン
そしてポップ吉村が惚れたエンジン
「これはZ1より良いぞ、丈夫そうでチューニングに耐えられそうだ」
【ヨシムラヒストリー11】スズキとの出会いと時代を変えたGS750/944 特集記事&最新情報 |バイクブロス (bikebros.co.jp)
1976年発売のGS750E
当初はチェーン駆動のスポークホイル
博物館と同型 1980年 GS750G
ツーリングに有利なシャフト使用なのは
GSより 更に高回転向け4バルブエンジンのGSX750Eを発売したから
通常「赤べコ」 色が黒い「黒べこ」もありました
語源はコレ↓
約病払いのマスコットととしても通名
今のコロナ過でブームに
4バルブエンジンの方がバルブの大きさを小さく軽くできるので物理的にも高回転向き&穴が吸気廃気で各2個なので穴の面積を多く獲れるから高回転でシリンダーに沢山混合気を送れるから高回転高出力
でも 2バルブのほうが低速トルクが有るんです
低回転では2バルブの方が燃焼効率が良いのとエアクリーナーボックスでやった慣性過給という流速の効果で多くの空気が取り込める
慣性過給↓
エアクリーナーボックス - 万年NA バイク日記 (hatenablog.com)
なので 高回転でパワフルなのが4バルブ 低速でトルクがあるのが2バルブ
そんな処の良いとこ取りしたバイクが CB400SF
1気筒あたりの作動バルブ数を回転数に応じて2バルブ/4バルブと切り換える、独創のバルブ制御システム「HYPER VTEC Revo」
今では自動車学校の教習者というイメージですが 実はCB400SFって凄いメカを採用したバイク
そんな訳でツーリング向けとしては2バルブのGS750エンジンは優れた特徴を持っていたので
750life号 1981年 GS750L
に引き継がれ ライダーを楽しまさせてくれるエンジンに