通常「ダブワン」というと 1966年発売のW1から始まり 1975年頃まで生産されたW3
までのOHVエンジン搭載マシン
初期型のW1
発売当時は国産バイクでは最大排気量の624ccを誇り
その重厚なデザインと独特排気音で特別な存在の車種でした
そのダブワン界隈は今も特別
何が特別というかと言うと「その組織が特別」
写真は箱根W1ミーティングのカットですが
全国各地から集まったW1
調子が出ないとなれば その場で修理しちゃう
静岡ナンバのW1Sをその場でバラス 岐阜組の面々
手練れメカが多数在籍する岐阜組
ミーティング朝の見慣れた風景
この若いライダーも岐阜組のメンバー
そして手練れメカ
イェイ~~
おかちゃん 乗車のW3
このメカを担当したのは 長野のオーツカ先生
このカットもミーティング前の朝の風景
その場で電気系統をチェック
ポイント調整も慣れた作業
ダブワン界隈には こんな凄い人たちがゴロゴロ
此処からは 厚木W1クラブ
そのファクトリーに訪問させて 頂いたことがあるのですが
奇麗に仕上げられた W1Sの後ろには 山積みになった エンジンやギアのケース
そして プロ仕様の旋盤
無い部品は作っちゃう
此方は 大垣にある岐阜組アジト
W1Sを仕上げる 組長
集まるメンバー
皆さん W1エキスパート
この倉庫だけでも エンジンの在庫が20とか30基とか・・・・・
並みのバイク屋では敵わない W1ファクトリー
そんなファクトリーが各地に存在
この様に ダブワン界隈の横の繋がりは並みじゃない
フォッサマグナを挟んで 対峙する 東と西のドン
写真ではガンつけあってます
どんな内容なのか 聴き耳たてて盗み聞きしてたんですが
W1と関係ない 普通の雑談でした
実は万年W3号
オーツカ先生の手が入った スペシャルマシン その内容は
過去の「GHO(ゴッドハンドオーツカ)」シリーズで解説してあります
他のメカが発想すらしない整備内容も(特に電気系)
GHO W3万年号 5月3日作業(エンジンバラシ)その1 - 万年NA バイク日記 (hatenablog.com)
エンジンなんか 私ではどうにもならなかったから
いま W3に乗れているのは先生のおかげ
その節はお世話になりました
おかげで万年号は外観は普通ですが 世界に一台のマシンに
バイクにトラブルがあれば 普通はバイク屋にお世話になりますが
今W1を弄れるバイク屋の方が少数・・・というか希少
W1に乗りたくてメカに精通してないライダーなら その筋のエキスパート
に頼むことになりますが
それにはコネクションが必要
つまりダブワンに乗りたければ ダブワン界隈に自ら入り込んでいかなければならない
昨今 旧車が高騰していますが 、W1はそれほど値段が上がっていない
それはダブワン界隈の横の繋がりが強いので
業者や転売屋からしてみれば介入しにくい 世界だからと考察
W1はその佇まいが好も良いのですが こんな凄いメカやライダーを身近に感じられるから好きという方も多いのでは