9月初旬 旧松任市の 道の駅「めぐみ白山」での 旧車イベント
今回はホンダドリームCB350FOUR 1972年の紹介
これ 私も高専時代の多感なから乗っていた車種
石川県の古いライダーなら知っている人もいるかもしれない「バイパスオート」さん
から 車体価格8万円 車検や登録などの諸費用入れても15万円でお釣りが来た価格
で手に入れました
なので 丁度40年前の事ですね
いまネットで中古車価格見ると100万円以上
着座位置から見るメーター類
感じとしては CB750FOURのK2やK4と似る
CB750FOUR K4 マンネン号のメーター廻り
私が愛用していCB350FOURは シルバー
このシルバーの他 展示車と同じ 赤 そして深緑 の3種類
この4本マフラーにメカが凝縮した350ccのOHC4気筒エンジン
バイクらしいスタイル 鉄の質感
メッキの高級感
好きでした
就職して 通勤にも使ったし 社会人になってお金も自分の為に自由に使えるようにまって 夏休みは東北を2年連続でツーリング
エンジンも腰上OHして 長く乗るつもりでいましたが
エンジンからジャラジャラ音が収まらない
その原因はカムチェーンの伸び
チェーンテンショナーを新品に交換しても
調整限度よりもチェーンが伸びていて 新品チェーンテンショナーでも利かず
乗り潰したと観念
今なら ↓ のチェーン使えば 再生できるのに
ヤマハ 部品番号 9Y581-01107
当時はそんなことを知らず バイクはCB750F に限定解除して乗り換え
云わば 好きだったけど 別れてしまった 元彼女 みたいな存在 CB350FOUR
久しぶりに見る 元彼女は 美しい
正面から見ると スリムなタンク
でも エンジンは4気筒ですから エンジンヘッドの両端がライダー乗車目線の上から見ると はみ出して見える
つまり視覚でも4気筒を実感しながら ライデングを楽しむことが出来る
この頃の4気筒ホンダ車の特徴
CB750FOUR
タンク幅に比べ エンジンの方が幅広
国産初の4気筒であることを主張「無骨」で迫力あるデザイン
逆に カワサキ車は
タンクをエンジン幅に合わせ 横幅が広いデザイン
それにより「漢」な雰囲気を演出
これは どっちが良いとか悪いじゃなくて 好みの問題やメーカーデザイン担当者の
個性による特徴と思います
ホンダCB350FOURのタンクはナローなデザイン
昔の彼女は4気筒なのにスリムだった
CB750FOUR K2・K4と同じリアのデザイン
小股が上がって 美しい
やっぱり昔の元彼女って 今も頭の片隅にあるんです
このCB350FOUR見て フラッシュバック
そんな訳で気持ちだけ 20歳前後の多感な時期に引き戻された
マンネンNA あと2ヶ月 で58歳
PS 昨日
「私はショーモデルなら、ファイナルに成りましたが、CB1100Fのプロトタイプが好きでした。」
と頂きました
その プロトタイプがコレ
CB400FOURに寄せた ホンダらしいデザイン
スリムなタンクと4気筒エンジンの組み合わせで
エンジンヘッドの両端はみ出しているという 特徴を抑えています
カッコイイですね
逆にホンダらしさを忘れてしまったのが CB1100EX
正面から見ると エンジン幅とタンク幅が一緒
ぼってりとしたタンクは野暮ったい・・・と個人的に感じる
皆さん どうでしょう?
ホンダらしいデザインという観念で捉えれば
プロトタイプのほうが 良いですよね