五箇山で 昼食難民になりかけて 最後の頼みの綱で訪れたのが
お食事処 「坂出」さん
ここは 平家の落人伝説で知られる 旧平村
平家の落人が かつて栄華を誇った京の都を懐かしんで 踊り歌ったのが 麦屋節
坂出さんの看板にも 麦屋節の一節
♪ 麦や菜種は二年で刈るが
麻が刈らりょか半土用
波の屋島を遠く逃れ
麻は 成長が早く 7月の終わりごろに刈られてしまう 様を見て
平家の繁栄の短さを悲哀を麻の成長と刈り取りに例え
「屋島」は 平家の最終拠点で 今の四国の「高松付近」
お店の屋号が 「坂出」なので もしかしたら 四国坂出か?
私も高松なら 学生時代 親が転勤族で四国に居ましたから
宇高連絡船は利用
一時間ほどの航路
後ろの甲板でうどんをすすりました
メニュー表を見ますと
五箇山らしい 豆腐や山菜を使った定食
そして 山間らしく地麺類は蕎麦が充実
意外なことに 「坂出」さんには うどんが充実
それは平家が「屋島」に居た頃の
さぬきうどんからの伝統か
熊肉うどんは 再来して食ってみたい
この日は 我々でお店の食材が最後だった様で
うどんなら3人分 御飯なら4人分 ということで
女子がうどん 野郎がご飯もの をオーダー
豆腐が美味しい場所なので 私はいなり丼
かなりつゆだくで 美味 お酒の〆にもよさそう
味わいは やさしい味
一品モノで豆腐もあったので
五箇山のとうふ 木綿豆腐を更に水分を絞って硬くした感じの食感で
味も凝縮
鶏モツ
これは自分でも 調理するのですが 此処のトリモツは味わいが上品だし
自分で食う分にはキンカンに包丁入れたりしないし こんな少量をチビチビ食わない
と言ってしまうと アレなんですが
少量を大事に食べるのが平家の奥ゆかしさなのかなと
普段の生活が雑になりがちな マンネンNAは 少し反省
食べ終わった頃には PM3時
秋の日が短い季節なので ここで解散
多くの皆さんは R156で庄川方向
私は R304で 南砺方面なので 皆を見送ります
55ライダーさま
今回幹事のキングカズさま えりにゃさま
嫁キングさまは 既に路上
x6x6x6さま
最後にきなこさま
行っちゃいました
私は明るいウチに帰宅
でもキングカズさまと嫁キングさまは 帰宅したらもう辺りは真っ暗だったそうで
皆さん 無事帰宅
今回は皆さんと 初顔合わせでしたが イワナ寿しはリベンジしたいし
坂出さんのラーメンも気になる
また 走りましょう