万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

白波の福浦 腰巻地蔵

久々の晴れ間

 

 能登半島 外浦

 

富来町福浦港

奥の方に白く見えるのは 日本最古の木造灯台

 

  藩政時代から明治初期まで北前船で栄えた 天然の良港

 

 

駐車場にバイクを置き

ここから 徒歩

  運動不足解消も兼ねて 

 

看板の地点を廻ってみましょう

 

先ずは 右へ

風は相変わら 強い

 

 海岸沿いの小さな場所にも 畑が造られる

 

竹藪の小道は風よになり 快適に歩ける

 

白い建築物が 旧福浦灯台

現在のモノは明治9年に竣工ですが

 それ以前から灯明が炊かれていた歴史があります

 

 

今見ると 小さな灯台ですが 当時は町明かりもほとんどない環境でしたので

この小さな明かりでも 船の助けになったのでしょう

 

来た道を一旦戻り

 

最初の看板のところから見ると 左側へ

竹藪の中から 突然視界が開けると

 

そこは 極楽坂と呼ばれる 無縁仏を葬る墓地

旅の途中で無くなった 遠地の船員や 身寄りのない遊女が眠る

 

 何故か 此処の名前が 「極楽坂」

 

 

ここで 右折して 細い坂道を下る

 

見えて来たのは 腰巻地蔵

 

手前の地蔵さんは新しく奉納されたもので 

 後ろ側の石に地蔵が彫られていたのが 伝説の腰巻地蔵

 芸者お市が 恋した船頭と別れたくない為に この地蔵に腰巻巻いたら

海が荒れて 船頭はこの地にとどまったという 伝説

 

 恋が成就したかは 話が残っていない

 

 

地蔵の奥に 現役の福浦灯台

 

そして 日本海

 

灯台の直ぐには 断崖絶壁

松本清張の原作では

そのラスト

「海で船に乗って死んでいる佐知子の遺体が発見」

 

  とあります

崖から 飛び降りた訳ではないんですね 

 

その文章から 亡くなる前に船に乗って沖に出たと推測

 

 

 

断崖絶壁の左側には岩盤の広い磯

ここなら あらかじめ船を置いておくことも可能

 

  どうでもいい話ですが むかし冬場のトライアル練習場として ここの磯を使わせて頂きました

 

  

選手時代のマンネンNA

 

いや~~しかし 寒い

この辺りから カメラの電池が冷えて 動作が怪しくなり

 

どうにか 撮れたのが 帰宅途中の この一枚

 

 

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