万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

レバーの曲がり修正

バイクのクラッチやブレーキのレバーは転倒等でダメージを受けやすい場所

折れてしまったら 新品に交換>散財>ビンボー神と仲良しと・・(--)

・・・ありがたくないですが仕方ないです・・・


でも多少の曲がりなら修正可能

その手順を紹介します

転倒がツキモノの トライアル界では昔から受け継がれてきた方法


CB500のブレーキレバーも若干下向きに曲がっています

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これを修正しましょう


先ず現状確認

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バイスに曲がっていないレバーと一緒に挟んでみます・・やっぱり曲がっていますね




昔のホンダ車のレバーにはフイルムのようなものがコーティングされています

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オリジナルに拘る人には酷ですが 後の作業が出来ないので剥がします


トーチでまんべんなく炙り・・・レバーの温度の感じとしては素手では触れない程度より少し上くらい

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「まんべんなく」がミソです


ぷらハンマーで叩き・・・木鎚でもいいのですが、それなりの重さのヘッドのほうが作業が早いので ぷらハンマーを今回は採用

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気分は刀鍛冶(^^)


叩いたら

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再び真っ直ぐなレバーと一緒にバイスに挟んで 確認・・・殆んど後ろにある真っ直ぐレバーが修正後のレバーの影になって見えません

曲がり修正OKです


あとは磨いて仕上げ

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完成(^^)v


レバーはライダーとバイクの大切な橋渡しの部品ですから、皆さんも真似してください

通は この方法で自分好みの形状にレバーを加工

世界に1本のレバーも作れます


応用として少しの曲がりなら他のアルミ部品にも応用可能です
http://blogs.yahoo.co.jp/takeguchi12118813/13272179.html
硬いアルミも炙ると曲げ加工しやすくなるのですね