万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

杏の里ツー ミドルホンダイッキ乗り

杏の花の開花はまだでした
 
そのお陰で 花見客も少ないので この場所で皆さんのバイクを試乗
 
既に生産から40年前後の月日が流れた車種 今回はタマタマですが ミドルクラスのホンダ車が勢揃い
 
 
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信州のCB500号  `73年型 ホンダCB500FOUR K1タイプ
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散々私が弄りまわした バイクなので 今更インプレもないのですが
・エンジンは良く回るし楽しい、 この年代のバイクにしては高速コーナーも安定、車重が軽いので ブレーキもそれなりに効きます
・ギア比が高いので 発進時はエンジン吹かし目 半クラッチが必要 、スピードが乗って来てもタコメーターの指示は思ったより低い、 条件さえ良ければ速度は伸びていきそう
クラッチはグニュグニュした感覚 、熱を持つと 遊びが変化 切れが悪くなる
・シフトは短いストロークでスコスコ入る ギア抜けも少ない
・フロントサスは550用に変更 リアサスは新車時からのモノが付いているが 奇跡的にダンパーが効いている
 乗った感じは悪くない、フツーのツーリングではコレがベスト、 翌週 このバイクでチェリーパークラインに行ったが 峠を走るのだったら リアサスのイニシャルを一つ固くしたほうが良いか・・・
・タイヤはフロント「ダンロップF11」「 リアIRC GS-19」  チェリーパークラインではフロントの接地感が弱いような・・・  以前 F11とK87の組み合わせのときは違和感無かったので やはりタイヤは同じメーカーの同じ銘柄で揃えたほうが無難か
 
 
 
ヨコも号 `73年式 ホンダCB500FOUR K1タイプイメージ 3
・本人曰く 「このマスターシリンダーでは全高が高くなり ノーマルの値と差が出るので 車検時モメた」そう
社外品のマスターは容量も大きく短いストロークでブレーキが効く
しかしながら 特にコントロールし難いわけでも無い(効き具合は信州のCB500と大差なし)
・エンジンは前日 ヨコもさま「7000回転回さないとパワーが出ない」・・・とのことでしたが
試乗した感じでは 特に問題なし 普通に乗れるエンジン
教習所で乗ったナナハンと比較すれば パワーはないですが・・・
それでも峠で7000回転回せば かなり早いですよCB500FOURは・・・
もしかして ヨコもさまは飛ばし屋では  ブルッ
 
車体回りも異常は感じられません 見た目はヤレてますが 必要な部分は手が入っている印象
 
安心して飛ばすには バネしか効いていないリアサスと ヒビだらけのフロントタイヤは早め交換した方が
良さそうな気がします
・・・今回は予算的に厳しかったのだと思いますが・・
 
それから ヨコもさま曰く「このバイクをコンビニの駐車場に止めると おじさま方に声をかけられる」そうで
このバイク元々はお父様所有で放置されていた物、
普通の家には なかなかCB500FOURは転がってないです
 
 
 
 
万年NA号  `74年式  ホンダCB550FOUR (初期)
(CB550FOURは 初期のタイプと後期(k2)タイプがあるようです)
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このバイクも今更ですが
・エンジンは500に比べ低速アップで乗りやすい クラッチも普通に
 マンネン号に限ってかも知れませんが ギア抜けしやすい(もう少し乗って様子をみたいです)
・サスは 後ろは社外品で固め それに合わせフロントも固めにセット まだ本気で峠を攻ていないのですが
 悪くは無さそう
・ゼロ発進はスムーズで気を使わないので 市街地もラク
 
 
 
蒼井S美号  `75年式 CB500T
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このバイクも乗りやすかった 低速から安定した吹け上がりを見せるエンジンは安心して乗っていられる印象
 
今のバイクから見ても 普通に公道を走るのでしたら 遜色ない乗り味
 
音は静かですが歯切れが良くて エンジンの吹かし具合が耳でも判断できる
 
タンクは上から見ると 意外にスリム そしてシートはお尻がすっぽり収まり 乗り心地は最高 長距離乗っても疲れないカモ・・・
 
CB500Tの後 似たような形状のシートはこんなバイク(CB400T)や
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こんなバイク(CB750エクスシーブ)
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等にも採用されています
 
私が推測するに CB500Tで採用したら 乗り心地があまりにもよかったので ほかのモデルに水平展開したのでは?
 
 
陸王さま号 `67年型? CB450K1
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CB500Tと 外観的には同じエンジンですが フロントが18インチと 他のホンダミドルより 小さいサイズを採用しているので コンパクトに見えます
 
跨ると タンクの横幅はあるので 小さくは感じ無いのですが・・
 
走りだすと180クランクの「タタン タタン」というエンジン音と共に以外と低速トルクがあってバイクを前に進める
 
ブレーキはドラム式 ブレーキワイヤーのシナリに影響かふわっとした操作性 クラッチもCB500FOURと似た感じ リアサスもそれなりに抜けているので 乗り味は`60年代
 
バイクと語りながら おおらかな自然の中を走るには やはりこのバイクでしょうか
 
 
 
杏の里を後にして 蒼井S美さまと陸王さまとはココでお別れ
 
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この後 寒い地蔵峠を走り 信州基地経由で 国道141まで
 
ここで ヨコもさまともお別れ
 
我々も帰途につきました