今まで再生した CB550FOURやCB500FOURもそうでしたが 普通に乗っていたCB750FOURやW3でも
ブレーキ関係は経年劣化整備した経験から
新車から40年も経つと マスターシリンダーのインナーパーツはアウト
キャリパーのシールゴムも間違いなくダメに ビストンも腐食 ホースもNG
で・・・・今回XSを整備するにあたって ブレーキ関係細々整備するのだったら 新品にしてしまえ・・・の方針で行くことに
幸い XSのフロントブレーキ関係はキャリパーは新品が出るし マスターシリンダーはTX650の物を改造しすれば使用可能とのこと
部品の値段も XSに強いショップ「アーループロ」さん取り扱い品なので 良心的価格で手に入る
先ずはキャリパー
新品
ヤマハのマークだけは部品が出ないので 古いキャリパーの物を再利用
写真は 古い方のキャリパー
外観は綺麗ですがピストンは固着
パテナイフでコジコジ
この方法なら マークに使われているアルミプレートを曲げずに剥がす事が出来ます
剥がしたら 新しいキャリパーに移植
・・・・・位置が微妙にズレているなんて 言わない様に
マスターシリンダーは先程も書いた様にXSの部品は出ないので TX用の部品を流用
↓取り外ししたXS部品 ↓ 新品TX部品
よく見ると XS部品には尻尾が生えてます
XS部品裏返すと
尻尾の正体は ブレーキスイッチ TX部品はスイッチ無し
一方のTXのブレーキスイッチは油圧ホースの途中に設けられた 圧力スイッチでブレーキランプのON・OFFする仕組み
その為 キャリパーにはブレーキスイッチは付いていません
写真はXSのブレーキレバー
スイッチ連動ピンが付いている 専用品 ・・・これも新品購入
TX部品をXSに使用するには このブレーキスイッチを移植しなければならないので改造します
写真はXS部品 ブレーキスイッチを外したトコロ
これにならって TX部品の加工 写真は穴掘ったトコロ、 加工したのは上の小さな穴と下のネジ穴部分を広げた穴
スイッチ移植
横から見たところ
テスターでスイッチ動作テスト
結果はOK
ブレーキ部品の下ごしらえ 完了