今回の323ミーティング メインイベント 小鹿野にある 夢鹿蔵を会場とした 定員50人限定
ホンダ CB500FOUR開発 秘話公演
バイク駐輪場には 今回講師の一人 デザイナー 池田均さまの姿も
伊勢原CB号(CB250セニア)を前に 懐かしそうに回想
このバイクCB250セニア((エクスポートでした)は外装にカラフルな塗装を採用した初期のバイク
それまでの鍍金/黒の外装から一気にポップなイメージに変化」させた デザイン的には画期的なバイクだそうで
池田氏が手がけた中でも 思いいれが強い1台
伊勢原さまと池田デザイナーにて パチリ
んん??
タイヤに釘が・・・・・
やきとり大好き号 CB550FOURの500ルック
激写する 峠のおじさま
この日はTL250で登場した おじさまですがこのバイクも池田デザイナーにとっては思いいれがあるようでした
TL250
1974年発売
正直申しますと このバイクはセールス的には失敗作 台数は出ていないので 今となっては希少品
それに国内はコンペバイクとしてしか発売しなかったので 公道を走ることが出来るTL250は殆ど存在しない筈
そんな訳で 峠のおじさま号は 超貴重品
・・・・万が一 手放すことがあったら 私に一言お願いします・・・
1972年発売のバイアルス125が TL250の元祖となるわけですが
このバイクは やはり今日の講師の一人 鵜飼清志デザイナーの手によるモノ
国産初のトライアルマシンとして 世の中に与えたインパクトは大きい車種
スリムなタンク シンプルなデザインはトライアルを知らないライダーまで虜にしました
実は私がトライアルを始めるきっかけになったのがこのバイク
当時東京の町田に住んでいた 万年姉が通勤用のバイクが欲しいとのことで 横浜インター近くにあった解体屋
(今でもあるのかな?)千狩商会(千刈商会でした)・・・だったっけ?(名前失念)から2万円で購入
それを借りて 富士の裾野でトライアルの真似事したのが トライアルにハマリこんだキッカケ
後に姉が要らない・・とのことで会社の寮持ち込んだのですが 置く場所がなくて やむなく処分
・・・いまに思えば勿体無い・・
思い出のバイクです
バイアルス125のデザイン画
殆ど実車に近い画ですね
トライアルマシンらしい、スリムなタンク・・・たしか3リットルで予備になった記憶が・・・
そんなバイアルスもトライアルに特化するライバル車が出るとコンペの世界では時代遅れ 写真はTY125
スズキ RL250 1974年発売
もうバイアルスでは太刀打ちできない
これは更にトライアルに特化 手造りフレームにRLのエンジン乗せた ビューミッシュスズキ
この頃になると ホンダもコンペ専用マシン RS200で対抗
・・・・そうなると 先ほどのTL250の存在って?
と皆さん疑問になると思いますが TL125を一回り大きくして戦闘力アップを狙ったTL250でしたが 「TL250は重量が重過ぎて普通のライダーには扱えない」・・・と言う存在に
つまり 普通のライダーでは乗りこなせない→ 売れない → 希少品
でも世界に 一人 TL250を乗りこなせるライダーが居ました
なんとそのライダー TL250を更にスケールアップし、 ワークスマシン TL360を開発
そう 3年連続 世界選手権 チャンピオン エディールジャーン なのです
私がトライアルを始めたころは チャンピオンこそ譲ってましたが まだ現役でした 懐かしいですね