万年DT-1Fの修理を終え お次は 新田DT-1に着手
その前に このバイク 私のやる気を削ぐセッテングがされてますね
それはハンドル
イロイロ意見があるのは承知です
「そんなの個人の自由じゃないのか」
「手前で乗っているけど問題を感じない 鬼ハンのほうが違和感」 ・・・などなど
でも 私に修理依頼する以上 わがままは許しません
この間 ヴァカランド様に頂いた コンペ仕様DT-1の写真
コンペマシンですから そのセッテングは勝負の勝ち負けに影響
その世界で行き着いたハンドル角度がコレ
フロントフォークと平衡より若干立てた角度
トライアルと同じで ある程度スタンデングでも荒地を走破する モトクロス
この角度でないと マシンの前後バランスコントロールが出来ません
・・・・こう言うと申し負けないですが 手前ハンドル角度で満足しているライダーは「走りが甘い」
実際はそんな感じで公道を走るのは交通安全上よろしくないのですが 走りを意識したら 本来はこのハンドル角度が正しい角度
そんな訳で 何はなくとも ハンドル角度修正から作業開始
作業 その1
ライトリムとライトボデイの間に隙間が出来るのをなんとかして欲しい との依頼
幸い余った部品があったので 付替えようかな
・・・と思いましたが
このライトケースでもチリが合わない
仕方ないので 力技 ペンチやハンマー投入して ケースのカタチ修正
まだ若干下側に隙間ありますが かなり改善
この辺で勘弁してもらいましょう
この部品 なんだか分かります?
DT-1Fのフロントフォークの内部に使用しているカラー 昨日バラしたモノの余りです
スリットの部分を削って広げ
特殊工具完成
これをDTの6Vヘッドランプソケット下側に押し当てる
ランプ自体はピンで止まっていますが
バネを介して裏側のプレートを押すとピンが緩む構造
・・・ですがこの裏側プレートが狭くて押しにくく 作業が為難い
でもこの工具使えば 楽勝で電球交換可能
全国のDT-1オーナーさま 特許は取らないので 真似してください
電装の方は 万年DT-1Fと同じく モンキー用6Vレギュレクチ取り付け
一度やってしまえば 次もやること速い
充電電流テスト
6.5~6.8vの間で安定
この間交換したばかりのバッテリーですが
電圧計ると 一応6vですが 保安部品作動しません
充電してみますが アウト
やっぱり セレンが壊れて 交流流してしまったバッテリーは 簡単に壊れてしまう
その2に続く