「岐阜組アジト」ヒョウタンツギ様な表現をしていますが 言い得てます
というのは この場所に岐阜組の面々が集まり バイク弄りや駄弁べリング等々の組織活動をしているから
W1という魅力あるバイクに引き良さられて 人が集まるという要因もあります
ここは 岐阜組という組織自体に惹きつけられ ライダーが集まっているような 雰囲気
W1というバイクは構成員の証
作業机にさりげなく置かれた W1のエンジンヘッド
これは ワザワザ岐阜組の計らいで 準備してくれたモノなのです
組立途中のW1S前期型
まだ エンジンにヘッドが乗ってないですね
アップで
そうなんです 机のヘッドはこのW1Sに組む部品
組み付けのデモンストレーションを我々 北陸組3人に見せてくれるため 敢えて組まずに準備してくれたのです
このW1S メーター見ても判る通り 新品部品多数使用 各部の部品はは新車以上の仕上げクオリティー
まさに スペシャルなW1S、 新車以上に光輝く完成車に仕上がる予定
ヘッド組み付け準備に取り掛かる 組長
ウエスで部品を綺麗に拭き取り
本体も同様に丁寧に拭き取り
・・・・拭き取る前にも 十分綺麗に清掃してありましたが 掃除は手を抜きません
パッキンに液ガスケットを両面うす塗りして 所定の位置に置く
液ガスケットが糊の役割をして ズレにくい
さて ここからは 早い作業
薄く塗った 液ガスケットが乾く前に組み付けなければ行けません
プッシュロッドを合わせ クランク回して外側ロッドが同じ高さになる位置に
ヘッドの後ろ側を浮かせ 内側ロッドがハマるように ヘッドを被せる
言葉では簡単ですが 難しい
言い忘れましたが ロッカーアームはゴムで固定 前側のロッカーアームのゴムは伸びてプッシュロッドとロッカーアームがこの時点でハマってます
そして 外側のアームとロッドは細めのラジペンでロッド動かし 一瞬で位置合わせして はめる
反対側も同じ
・・・・私も過去同じ作業しましたが 片方入れると 他が外れの繰り返し で2時間かかりました
組長は純正で付いている クシと言われる位置決めジグなんか使いません
↑
使ったのは この細身のラジペン
これで ヘッド載せ完了 ここまで五分
・・・・・おそるべし神業
後は所定のボルトを入れて 締め込み
エンジンヘッド組み付け完了
・・・・・んん凄い
でも自分でこの作業やったことない人にはわかりずらいかな
初期型 W1Sのシンボル ツートンのシート
折角だから タンクも持って ・・・・落とさないよう緊張
とりあえず カタチにして 完成をイメージ
ヘッドカバー着けて
外装乗せる
キャブも忘れてはいけません
改めて タンク位置決め
タンクはバイクの顔ですから
おおよその 完成形
この日は 1967年じゃないですよ 2015年
私のW1じゃないけど 嬉しくなって
浮かれる 北陸組
・・・・・・いつかは W1S
組長の普段使いの工具箱 この内容で大概の整備は事足りるそうで
必要最低限をシンプルに使うのが 組長流
・・・・そう考えると 私なんかムダが多いかな
余った時間は駄弁リング
こんな感じで 岐阜組アジトの時間は流れ あっという間の3時間
最後に皆さんと記念写真
精密でアップしてあります
岐阜組の皆さん 楽しい時間ありがとうございました
岐阜遠征 終わり