それは 私がまだノービス時代
その頃はスポーツに酒なんて 「悪」だ
酒なんて 嗜好品で 本来余分
バランス感覚を悪くするだけ
と純粋に思っていました
そんな頃 トライアル仲間と 伊豆の松崎が会場となる大会にエントリー
せっかくだから民宿に前泊して 美味しいモノでも食べようということに
ノービス時代の私 写真を撮影した場所も偶然ですが 松崎トライアルパーク
民宿では 美味しい料理に酒
私以外の皆さんは あしたの大会のことなんて考えないで ドンチャン騒ぎ
でも わたしは 酒を一滴も呑まず 明日に備えたのでした
(当時は廻りに流されず根性あった私)
その 翌日 大会本番 身体が硬い それでも何とか走りきり
リザルトが張り出されると
なんと
昨日ドンチャン騒ぎで 大酒喰らい 当日は「二日酔いだ」・・・・と言っていた ライバルに大きな点差をつけられ
ボロ負け
呑みたい酒も我慢しての この結果
あまりにもショックで暫らく立ち直れなかったですが
自分なりに解析したした結果
1 勝負は酒を我慢したくらいで勝てるなんて 甘くない
2 所謂「入れ込み過ぎ」 勝つことだけ意識しすぎ
3 前日から緊張している状態なので 本番で身体が動かない
4 普段と違うことすると 本来の実力を発揮できないことも
その時から 考えあらため
1 本番で集中するにはリラックスが必要
2 普段と違うことすると 本来のリズムが狂う
3 我慢するくらいなら 適量の酒はOK
酒を我慢することを やめてから 思わぬ効用にも気が付く
1 遠征で 夜間運転して会場入り ビール1本呑むことにより気持ちが、運転>リラックスに切り替わり 熟睡出 来る
2 選手権の遠くの会場では主催者やその仲間が本部で前夜祭していることもありますが(特に 坂内、大垣)
そこに顔出すと 皆さん気さくなので楽しいし
それでうちとけると 私の場合北陸以外の会場はアウェイな感じでしたが
坂内や大垣はホームグランド気分で大会に望め 実際成績も出ました
そんな 訳で 適量の酒なら むしろ勝利の女神を引き込んでくれる と実感