万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

GX750 Fブレーキ改造着手

一連のブレーキ強化改造 
お次はGX750です

この車種も他の旧車に漏れず ブレーキの効きはそれなり
1973年発売の カワサキZ2辺りから 750ccクラスでも車体&車重は900ccと共通で大柄&重量増
GX750も海外向けはXS850という ワンサイズ大きい車体
後発の CB750Fなんかも CB900Fがベース

GXやCB-Fはトリプルデスクを採用してますが それでも重量増にブレーキが追いついてない印象(効きが甘い)


もともとトリプルデスクのGXなので ブレーキを強化するとしたら
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1 マスターシリンダーを新しいものに交換  >  実施済み
2 デスクローターの大径化  ・・・テコの原理で 外形が大きくなればなる程 効きは向上
3 キャリパーを新しい 対向4パッドなどのモノに交換

が考えられます


まずキャリパー   
台湾メーカーの FRANDO  新品
消耗品のこと考えると 中古の高いの買うなら 格安新品買ったほうがお得
構造は 対向4ポットのスグレモノ
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ヤフオクで 16000円と格安  
取説が入って無いし 値段が安いので たぶんパチもん
でも見た感じでは 作りはしっかりしてるし ブレンボの40mmサポートがそのまま使える

デスクローターはTXでも使った TRX850 FZ400 XJR400 など共通
298mm径を Y奥で 1600円落とし
・・・前回の様に285円という訳にはいきませんでした

海外から荷物到着
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キャリパーサポート
思ったより早く入荷
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この部品は SR400に 320mmローターと ブレンボ40mmピッチを組む用
GXとSR初期は同じキャリパーなので使えるだろうと思い手配

GX750に仮で片側 SRのローター組む    
SRのローターは直径 298mm
GXのローターは268mm
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キャリパーサポート
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GXのアウターの方がゴツイ様で  タブの周りを少し削って収まる
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削った部分は黒く塗装してめだたない様に

ここで気が付く
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左右でオーダーしたはずが 右が2個来てる
 早速 クレーム入れ 左は無償で送らせることで 決着しましたが
また 入荷まで待たなければ行けない

でも サイズ的には確認出来たので ローターのスペーサーの厚みも特定
スぺーサーも手配掛ける

あとは ロータの外径
もともとは 直径298mmを320mm その差半径で 11mm オフセットのSR大径キャリパーサポート
今回は 268mmを11mmオフセットだと 290mm  半径で4mm削らなければすり合わせ出来ない計算
キャリバーサポートは力が掛かる部分なので 長穴などに加工して摺り合わせる方法は使いたくありません
そうなるとやっぱり擦り合せは ローター削りしか思い浮かばない
実際の現物の隙間見ると 2~3mm削れば行けそうな感じですが


必殺 万年式 ローター外径削り
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やはり ローターは硬い材質なので なかなか削れない
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無人削りに改善
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実際は随時監視  
まだ午前


そして 正午
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まだまだ削る

午後
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この時点で 直径で3.75 半径で 約1,8mm
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再スタートしようとしたら サンダーが動かない
見たら 片側の電極コマがご臨終 もう片側は固着して分解出来ない
コードも何回も修理してるし 20年以上愛用したので ご苦労さんして
急ぎホームセンターへ


新しいサンダー購入 3750円
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元気が良くなり

夕方5時 作業終わり
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外径 もともとが298mmが293mmへ
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これで行けそうな気がしますが 後は合わせてみて
 引っかかるなら また削るまで

次の作業は 左側のキャリパーサポートが入荷してからになります
  ・・・・一旦着手してしまうと 気分的に待つのが長いんですよね