能登の外浦側 西保地区
朝の連続ドラマ 外浦村
この外浦村は ドラマ上の架空の名前で 実際の地名は輪島市大沢
集落の廻りは山と海に囲まれ
その昔には 平家の落人が身を隠したという伝説が残る 陸の孤島
風光明媚な場所で
間垣と呼ばれる ニガタケで作られた竹垣
冬の厳しい季節風から 集落を守る
集落の皆さんはフレンドリーで
獲れたての サザエを頂いたり
一緒に 呑んだり
獲れたてのフクラギに お手製の行者ニンニクなどなど
そんな大沢地区も 能登半島地震から既に7か月経過していますが
その現状が 現状が昨日の新聞に記事になっていましたので その切り抜き⤵
【石川】それでも残る 故郷愛 輪島・西保地区 停電・断水続く
2024年7月29日 05時05分 (7月29日 10時32分更新)
「大変だけど この海と町が好き」
能登半島地震で一時孤立した石川県輪島市西保地区の一部では、地震発生以来の停電と断水がいまだ続いている。避難所などから戻った住民は、酷暑が続く状況でもエアコンや冷蔵庫を使わずに生活。集落をつなぐ道路環境は悪く、物資調達なども容易ではない。「それでもここが好きだから」。仮設住宅に入る選択肢もある中で、住民たちから聞こえてきたのは揺るがぬ故郷愛だった。(柴田一樹) 西保地区は同市中心部から西に約10キロ。地震による土砂崩れで道は寸断され、断水や停電のまま一時孤立した。6月10日に一度通電したが、1週間後に落石によりケーブルが損傷し、再び停電。復旧作業を進める北陸電力や市によると、近日中の通電を見込んでおり、断水も解消される予定。
潮風を避ける間垣の景観が有名な同地区の大沢町。現在暮らす住民によると、ほとんどの住民は仮設住宅などに避難しており、今は10人ほどが町に残って断水・停電下で生活している。記者が訪れた今月26日には出歩く人はほぼ見られず、ひっそりとした雰囲気が漂う中、一部家屋から自家用の発電機の音が響いていた。
「電気がないのが一番きついよ」。自宅前に座り、1人海を眺めていた橋下助松さん(66)がつぶやいた。家族で購入した発電機を回して家の電気をまかなっているものの、電力不足でエアコンは使えず、扇風機で暑さをしのぐ。冷蔵庫が使えない影響で生ものは食べられない。水は住民共同で山から沢水をつないでいるが、飲み水としては使えないという。
2人の兄と3人暮らしの橋下さん。孤立状態が続いていた1月17日、自衛隊のヘリコプターで救出され、同県加賀市内の旅館に避難。3月上旬に再び大沢町に戻り、4カ月以上この生活を送る。「そりゃ大変だけど仕方ない。やっぱりこの海と町が好きやから」
少しの時間でも故郷にいたいと、仕事が休みの日だけ大沢町に戻る人も。西出喜年さん(62)は、避難している同県穴水町の息子宅から、まだ土砂が一部覆った危険な山道を1時間かけて車を運転して通っている。「ここに来たら風呂も入らないし、暑いし、食べるものは乾物ぐらい。今までメディアのインタビューでもたくさん訴えてきたけど、結局何も変わらなかった」と話す。
今後も穴水との2拠点生活を続けるという西出さん。「大雨とかでいつまた孤立するかも分からない。市からしたらこんな町に人がいると邪魔くせえだろうなって思うよ。でもやっぱり俺だけじゃなくて、みんな住民はここに戻って来たいんだよ」。ため息交じりでそう語った。
震災前に撮影した の大沢から上大沢・門前側に抜ける県道
此処は 道路が破損して 未だ通行止め
普通車がすれ違えないような 細くてウネウネの舗装林道
なので 能登の外浦側には記事の大沢様な放置された孤立集落がまだ点在
地震前の大沢で遊ばせて頂いた我々
能登の魅力が詰まった 宝の様な場所の一つが大沢地区
ここを見捨ててしまったら 能登の復興は無い
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