信州小谷は11月半ばとは思えない 暖かな天気
それでもこの季節の日は短い

国道148を北上して
国号8号にスイッチ 上越方面へ

前を行くライダーも通常季節のライデングウエアー
海越しの正面にうっすらと弥彦山

上越の市街地から港の方へ抜け 海岸沿いの県道へ
既に秋の日は短く光が弱い

シャッター切ってもブレてしまう古い街並み細い路地
おおっ 此処か

サビた簡易倉庫の横にバイクを置き 荷物をおろす
この日の宿 民宿やまや

建物はいかにも昭和な佇まい
玄関にはスリッパ一つ用意され

もしかして 今夜の客は私一人

部屋に荷物置いたら 明るいうちに バイクにカバー掛け
その足で散歩

民宿は砂丘の上に古い町が連なる 一角
家の間をすり抜けるように 人幅の道を浜の方へ歩く

背の低い雑木林

そして防風柵
柵を抜けると目の前に日本海

沖に見えるのは佐渡

砂浜の幅は狭い
南西に目をやれば 上越の石油基地

そして 西方向に夕焼け

方角的には能登半島ですが

水平線近くの雲に隠れる
そして ほぼ北側に

佐渡の島影
北東側に 弥彦山と手前は聖ヶ鼻

地図で見ると直線的な柿崎の地形ですが 実際に来てみると案外変化に富んだ表情
少し風に吹かれてから 来た道を戻る

高級感は無い分 私の宿には相応しい

それでも部屋に悖ると 広いし 古いけど手入れされている

田舎の親戚の家に来たような 居心地
窓の外は夕焼け

ガラス戸を開けると 茜

この景色だけでも 来た価値がある
そんな 一人旅の宿
