奥飛騨です
天気は曇り
もう午後4時なので 宿で温泉と行きましょう
錫杖岳の懐
お世話になる 旅館たにぐちさん
見ての通り バイクは屋根の停められます
旅館の女将さん 推定年齢 75歳
に部屋まで案内
普通の旅館は そこまでなんですが
急須にお茶まで汲んでくれての おもてなし
人情を感じます
この部屋 私一人なんですが 8畳の広さ
しかも前室に洗面台も付いていて便利
窓を開ければ 蒲田川の向こうに飛騨の山々と開放的
お茶のんで 一息ついたら
温泉へ
内湯もありましたが 外には露天風呂
「薬師の湯」とあり
云われは
奥飛騨でも蒲田の云われまで
親孝行の湯でもあるんですね
お風呂は 3つの個別に分かれ 家族風呂形式
先ずは 一番奥へ
源泉かけ流し お湯は熱めで 無色 無臭
他の2つにも入りましたが 真ん中が湯舟広めで 洗い場狭め
手前が 此処と真ん中の中間くらいのレイアウト
熱めのお湯の時は 露天風呂は 外の空気が入って来るので
のぼせにくいし 開放感
成分表
これでも わかるように お湯は熱めなんですが柔らかいお湯
ナトリュームでお肌すべすべ 遊離炭酸で肌の血行増進
最初の云われにあった通り 怪我の治療や美肌に良さそう
そして 奥飛騨の空気
夕 晩晩 朝 と計4回も堪能しちゃいました
夕食の時間で 大広間・・・・
私以外 誰も居ない
女将曰く 「団体の登山客が台風の影響でキャンセル」だそうで
・・ここなら 山登らなくても温泉&食事だけでも十分来る価値はあると思うし
歩いて登らなくても バスで乗鞍や上高地という 楽しみかたもあるのに
結果的に 今夜は私一人の貸し切り
最初はこんな感じです
先ずは 蕎麦
飛騨の蕎麦は見ての通り 透き通った出汁が上品なんですが しっかり美味しい
イワナの刺身
清流で育ったイワナじゃないと 生じゃ食えませんが どうです この艶
ついでに ご飯も艶々のホクホク
爽やかな 美味しさ
でも 身がしっかり 弾力があって ご飯もビールも進む
天ぷら じつは葉物の天ぷら もう食っちゃってますが
写真撮る前に
これ 右側の 塩
これが 試したくて フライング
天ぷら揚げたてそのままに 塩が旨さ増幅
・・・心憎い 演出
もちろん ツユも美味しく
エビ天ぷら ツユにつけて ご飯の上でバウンド
・・・飯が何杯有っても足りない
お肉の 陶板焼き
右上の部分には 飛騨ならではの 棒葉に味噌
肉は 飛騨牛・・・じゃなくて豚肉なんですが
なんだ 豚肉 と思った方 大間違い
牛肉は元々美味しいですが 豚肉は美味しさを 足し算できる お肉
棒葉や野菜と蒸し焼きにすることで 柔らかく
香りが付いて 味も掛け算で美味しく
それを味噌につけて ご飯とともに口の中
ああ 天国
これで 味に満足しない人はいないんじゃないかな
旨味が 足し算されて 牛肉と比較するのも 馬鹿らしく
もう ご飯が この時点で 御櫃から消滅
気を利かせて 女将が新しい御櫃を持ってきてくれました
旅館で御櫃ごと お替りなんて 初めてやりましたよ
止めは イワナの塩焼き
これも いい焼き加減で サクサクの食感に美味しさ 凝縮
マイタケのお吸い物ですよ
危険な食欲 ドーパミンは
2杯目の御櫃も空っぽに
で・・ 別腹
爽やかアイスクリームに山ブドウのソース
彩りも奥飛騨らしい
むかしながらの おもてなし
ちょいと 気が早いんですが 来年の海のツーリング
一泊目は 皆が集まりやすい あんずの里 「すみれ荘」さんにして
2泊目は ここ 奥飛騨 「旅館たにぐち」
という 作戦も
そうすれば 信州と 奥飛騨の違いも楽しめるし
奥飛騨なら 温泉もある
如何でしょう? 皆様
さすがに食事のあと 小一時間くらいは動けなく
ちょいと 早い時間から まどろんで 温泉
火照った身体
風に吹かれようと 窓を開けると 虫の声
つづく