富来の街を抜け 国道から左折
しばらく行くと 大きな漁港「富来漁港」
到着すると 油の匂い
船着き場の茶色い汚れが おそらく掃除しても残った 油の形跡と推測
写真奥の建屋の前には
波を被った機械類
今回の場所は この辺り
能登半島の西側で矢じりの返しの様な地形の場所
古くは北前船で栄え 古い街並みの残る地域
整然と並んだ漁船 一部漁は再開しているようですが
なんか 違和感ありませんか
それは左側の段差
これでは 船の傍まで車を乗り付けられません
地震以前は フルフラットだったのです ⤵
漁港の中にある お寿司屋さん「西海丸」
こんな 状態なので此処も休業中
イワシって 実が柔らかくて 足が早い(鮮度が落ちやすい)サカナなのです
だからこそ 店によって味に差が出やすいネタ
本当に美味しいイワシは トロにも勝ると私は感じています
西海丸のイワシはチャンスが在れば食ってみてください
最高です
そして アカムツ ・・・最近はノドグロと云ったほうが通じます
これの脂身は もう普通のサカナの概念を越えた旨さ
なので 高級魚となってしまいましたが 北陸に来たら食べたいネタの一つ
勿論 西海のノドグロも 超絶美味
震災のため当分の間休業の張り紙
再開の見通しすら 立たないのでしょう
倉庫のシャッターには津波の跡
おそらく 3m近くの高さの波が来たような形跡
アスファルトも凸凹なので 夜の暗い時間は 危険です
ボロボロの漁船
この船も おそらく転覆したのを引き上げたのでしょう
岬の方の集落
多くの家にブルーシート
街の中の小路に入ると ブロック塀が壊れ 古い家や土蔵が崩れ
公民館には 給水車
赤崎地区に来ました
その割には原型を保っている家が多い印象
ニュースの情報では
① 地盤が岩盤でシッカリしている
② 地震周期の波形が早く建物の破壊周期とはかけ離れていた
・・・と言う事らしい
それでも 屋根瓦や土壁などが破損している建屋は多数
赤崎漁港
サカナの荷捌き建屋1階の窓ガラスまで 破損
此処は3mを越える津波が来ている かな
護岸は凹んでますね
重い自販機が 移動してしまって
海側のシャッターは大破
漁区も散乱
奥の倉庫の戸もヤラレてしまって
漁港としての機能を失ってしまっています