オートバイで「ナナハン」といえば 国内販売最大の排気量750cc
だったのはご存じと思うのですが
今でいう「リッターバイク」が解禁されたのは 1990年
つまり 1980年代は750ccがステータス
その年代で人気を誇ったのは CB750FとGSX750Fカタナ
このCB750Fは私も所有していたことがあるのです
人気を誇った車種ではありますが 中身的には1970年代を引きずった古いメカ
そのことは メーカーであるホンダも当然承知
なのでCB750Fは意外に短命で 1979年発売のCB750Fz
1980年 CB750FA > 1981年発売 CB750Fb > 1982年 CB750FC
そして 1983年には CBX750Fへと バトンタッチ
なので 1979年~1983年までの 4年間しか CB750Fは販売されず 以外に短命
CB1100FDは 1983年~1984年 ですから これらを含めても短命
いまでこそ CB-Fシリーズは人気車種ですが
20年前くらいは私の地元のバイク屋で CB750Fは17万 CB900Fで30万のプライス
と意外に手ごろな値段でしたし
私がCB750Fを手放したのも 17年前
(CB750FOURが手元にあったし トライアルは国際B級を目の前にして公道用バイク は乗る時間がなかった)
しかしながら 今回の新潟1980年バイクミーティング
会場に集まった車種の中で 一番数が多かったのが CB-Fシリーズ
会場のバイクを見ていきましょう
手前側 初期型のシルバーの外装
私が愛用していたFと同じ色ですが
なんか すごい改造
足回りは 他車流用だし オイルクーラーはライト下だし
クラッチは油圧
キャブも変えて
トドメは乾式クラッチ
いや~~ 恐ろしい
ヘルメットはバリバリ伝説の主人公と同じだな… なんて見ていると
フロントサスペンションは倒立
皆さん フロント16インチ リア17インチ
(ノーマルは フロント 19インチ 又は18インチ リア 18インチ)
ノーマルホイル装着車のほうが少数派
この日は 北陸の CB-F オーナーズクラブの参加も多く
このFも 足回りは他車流用で改造
CB-Fは 足回りがプアーだから 改造する気持ちはわかります
個人的には ノーマルのスタイルのほうが好きかな・・・
手前シルバー 足回り改造 2番目 黒 足回りノーマル
Fホイルが小径だと 前から見るとフロントフォークが長く見えて
鼻の下伸ばしたエロおやじ の顔に見えてしまうのは
足回りをもっていかれた ヤマハXJR1200の祟りか?
最近は ノーマルXJRより 足回り改造CB-Fのほうが 街で見かけるのは
気のせい
そんなXJRのおかげで プアーだった足回りを改善できることにより
もともとカッコ良かった ホンダCB-F が見直されて
最近は数が増えてきたのかも
そんな CB-F オーナーズクラブの皆様
お帰りです