万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

12月の七尾北湾 穴水湾はおだやか

麦ケ浦

 

 旧海軍の特殊潜航艇の訓練基地だった名残

 

どんな 兵器だったかと云うと

5人乗り 魚雷2本搭載の小型潜水艦

 

  上側の図面がそれで 「蛟龍」と名付けられた

因みに下側は 海龍と呼ばれた 魚雷に操縦席を付けただけの人間魚雷(特攻兵器)で出撃したら操縦員もそれが最後

 

 

蛟龍は作戦後帰還できる望みがあるので特攻兵器よりはマシですが 1本でも魚雷発射後は船体のバランスが悪くなるため

 帰路の航行性は悪く

 どうせ帰還できないなら本体ごと突っ込んでしまおうなんて考えもあったそうだから 程度の差さえあれ人命無視の兵器であることは確か

 

↓解説の動画

 

この穏やかな海で 敗戦まじかの海軍でこのような訓練がされていたとは

 

日本海側の方が アメリカの戦闘機や攻撃機が飛来する確率は低く 基地が発見されにくく

小型の潜水艦なら 訓練ができる水深もある

 

 

今は 牡蛎の養殖と

 

釣り筏

波が少ない内海の風景

 

 

 

それでも 能登半島地震の時は 牡蛎筏に被害が出たし

この集落に繋がる唯一の細い道も一部が崩落して この奥の家並みが孤立

 

 

やっと 元の静けさを取り戻しつつある

麦ケ浦

穏やかな海面

牡蛎

 

 

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