長らく私の手元にありました XS650E
最初に来たのは 2011年5月
外観はこんな感じ 不動
この年の 11月後半頃から手をつけまして 翌年1月には カタチになる直前
私はガンで入院
病院のベッドで XSを仕上げないと 死ねないな・・・・と思い
2012年 5月末 退院 6月に放射線治療 受けながら 最後の仕上げ
6月に車検獲得 私も寛解
・・・・・と 共に復活を戦った仲間が このXS650E
だから このバイクは信Wさま 名義ですが
正直言うと 手元から離したくなかったバイク
しかし 2011年5月に預かったとき 修理代払うまでは 私の管理下
修理代払えば 信Wさまにお返しする という約束
6月に車検受けた直後は まだ完調じゃなかったですが
1 キャブのバルブ部分のパッキン
2 ポイント、コンデンサー レギュレクチ
3 イングニッションコイル などなど
細かいところ調整していると 同年 9月末頃には バイクは本来の調子に
私もその頃 会社復帰
愛着は強く
信Wさま ほかにも維持管理しなければいけない バイクは多数なので タブン「返せ」とは言わないだろうと思っていたのですが
はっきり言って XS650Eは乗って楽しく メカはシンプルな分 ポイントを押さえて整備すれば
信頼性も高い
軽いし ブレーキは聞くし 雨の中乗っても電気系もブレーキも不安なし
舗装林道の様な場所では これ以上のバイクはないのでは・・・と思える
このタイミングで 今更ながら XS650Eの魅力に気がついた 信Wさま
「整備の部品や塗装代払うから 返して」 と言うことで
いやいやながら 約束ですから 今日正式に お返しすることに
と言う訳で 信州に帰ってしまった XS650E
・・・・・寂しいな
しかし 将来 信w様が あの世に行ったら このバイクの最優先譲渡権利者は私ですから
約束ですよ・・・もちろん車両代は香典に上積み
それから タンクの塗装はご存知と思いますが 再塗装
ノーマルの工場での塗装に比べ 皮膜は柔らかい
なるべくなら タンクバックはつけないでください(傷が付きやすいので)