長いようで短かった夏の日
旅の復路
日常へのトンネルを逆戻りすることへ 戸惑いながらも
バイクを走らせる
『さよなら夏の日』 山下達郎
澄んだ高原の空気
線路の響き
鮮やかな彩
夏の日も、日を増すごとに影が長く
そして 夕暮れが早く
沈む太陽が惜しくて 西に夕日を追いかける
それでも 空は茜色に
西に伸びる国道を ただ無心で走る
アルプスの果 親不知
街灯に火が灯り
光は陰って行く
それでも西へ
空は 青から
藍色に
そして闇
長かった 夏の日が終わる
もう 中年のおじさんだけど 成長できたかな?
・・・・・さらば夏の日
写真撮影は すべて 2015年 8月 16日