輪島市門前
今回の能登半島地震で最も揺れが大きかった地区の一つ
地盤自体は脆くなかったものの
古い木造住宅が多い地区なので 被害も大きい
黒島漁港の方へ行って見る
かつてはこの様に海だったのが
信じられない光景
地面が隆起して 海岸線が後退
黒島から北の方角は 砂浜が大きく広がる
少し北上
浜が広くなった分 道路には飛砂も多い
鹿磯漁港
ここも 4mの地盤隆起が観察
海の底だった箇所が露わに
着底した漁船もそのまま
地震の僅か1分強の時間で これほど地面が動くって 恐ろしい
日本海に突き出した特殊な地形は 地面の隆起がもたらしたと考えれば
この様な地震は定期的に起きている
県内の危なさそうな陸上の断層帯を調べてみたら
邑知潟断層帯
今後30年で地震が起きる確率 2パーセント
今回の能登半島地震の様に断層全体が一気にズレると その規模
マグネチュード 7.6
と今回の能登半島地震と同規模のエネルギーの規模に
森本・富樫断層 (もろにうちの直ぐ近く)
この断層も4世紀以前ごろに大きく動いた形跡があり
平均すると1000年で1mくらいの隆起エネルギーため込んでいる
今後30年で 地震が起きる確率2~8パーセント
マグネチュード 7.2
人工の密集する地域が近いので 被害も大きいことは予想
・・・地震が少ないイメージの金沢も 安心できない
上記の2つの断層は 陸上にあるので まだ研究されているほうですが
海底の断層は研究が進んでおらず不明なことが多い
この地図の様に海底にある断層は書かれてません
海底部分の断層の多くは不明
・・・つまり リスクの特定も困難
石川県で 重要視しないといけないのは やっぱり志賀原発
志賀原発の直ぐ近く 腰巻地蔵の磯
写真見れば 一目瞭然
4回以上の海岸隆起の跡が残っています
その結果を見れば 志賀町沖にもヤバい断層があるのは 確実