万年NA バイク日記

北陸のポンコツ乗り、バイクを通じて欲のままに生きてます

小松お旅まつり その三

辰巳用水の物語


藩の情報封じのため工事の機密を知る 平四郎
その母を尋問する村田

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平四郎の潔白を命にかえて証明するため 母が自害しようと 短刀で腹を突いたそのとき

一発の銃声 倒れる村田
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そして 兵四郎登場

母に詫びる兵四郎
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倒れた 村田が言う
「平四郎は殺すために探していたのではない 殺してしまえば 幕府に二心ありと疑われる」
「生かして幕府に差し出せば 前田・徳川の和平が立つ」

これを聞いた 前田利長
「平四郎を幕府との駆け引きに使うつもりは無い その才は民生に役立てよ」

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しかし 事情が事情だけに 遠南の国ルソン島に キリシタン大名 高山右近の船に載せ 派遣する
という裁定を下す
・・・のこへんは 小松の発展に寄与した利長公はけっして長いモノ(徳川)には巻かれないという 小松市民の誇りとポリシーか

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現世では 縁が薄かった 兵四郎と常磐 最後の別れを惜しみ 金岩港

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これにて 落着


                                                  つづく