CB750FOUR ブレーキの強化
先ずは方向性の決定と 部品の手配
元々はシングルの型押しタイプのキャリパー
古い年式のバイクで有っても
ヤマハのXS650E 1972年
コイツだけは 例外的にブレーキの利きが良い
その要因は
1 車重が軽い
2 キャリパーが対向ピストン
3 フローティング構造と同じ効果を期待できる ディスクの取り付け構造
↓ フローティングディスク
一般的には写真の様にピンで摺動部分が柔軟に左右に動く構造
パッドとディスクの摺動面が均一に当たるので 利きタッチ共に良い
・・・この頃にこれだけのブレーキ発想出来るヤマハって 凄い
でもXSからモデルチェンジした
TX650で1と3は無くなり(車重は重くなり ディスクも普通の取り付け構造)
TX650Ⅲ型以降では 対向ピストンもやめてしまった ヤマハ
・・・だから ヤマハって ガッカリ
話は戻って 改造の方向性
候補その1)
ノーマル部品使った Wディスクへの改造
これは その1で書いたように めんどくさいは 重量は重くなるは
思ったほどブレーキ効かないは
・・・で 却下
でも 手持ちのCB550FOURはこの手法で ブレーキ強化
CB550FOUR 万年号
改造してみての感想ですが
1 やっぱり改造作業はめんどくさい すり合わせがかなり必要
自分のバイクだからやったけど 人のバイクじゃやりたくない作業
2 利きは 案外良い CB550FOURの車重が軽いという要因も大きいと思うけど
十分満足
3 乗った感じの重さは 思ったほど気にならない
これもCB550FOURのローターがCB750FOURより小さくて軽いからと考察
4 カッコイイ やっぱりノーマル部品なので バイクの雰囲気はそのままで
CB550FOURのメカが凝縮された感じがWディスクでさらに強調
やってみたら 以外に好印象
Wディスク改造ブレーキの利きは メカの腕の要因も?
候補その2
CB750FCB750Fの部品流用
このナナハンの印象が良かったので 有力候補でしたが
キャリパーサポートは調べてもわからず ・・一品モノ?
作る技術も無いし・・・
ブレンボのこのタイプも手に入りにくい&高価
他に使えそうな部品は・・・・
案外身近なところにその候補が
TX650のフロントフォーク
多少の仕様の変遷は在るけど SR400/500の ‘78~00年までとも カタチは同じ
そのSR400
コイツの部品なら 手に入りやすい&安い
しかも 左右のアウターにはデスクブレーキ用のタブが親切にも付いたまま
サイズ計ると
何と 外径35パイ以外にも アウターの長さ 全長 フォーク間ピッチまでも
1mmの誤差も無く CB750FOURとSRとは 同じ
全長760mm でCBもSRも同じ長さ
これは 驚き
ということで
1 フロントフォークはオークションで 手配
2 フロントホイルとフェンダーは部品取り車のGX750から頂き↓
GX750の部品取り車両
こんなトコロでも役に立つとは買っておいて良かった・・
SRなら改造用部品も豊富
これなんかWデスクにブレンボ
私のイメージのマンマですね
このバイクに使っている部品
簡単に手に入るし 高くない ↓ 今でも手に入ります
フロント用
素材:アルミ削り出し
対応キャリパー:ブレンボ40mm
対応ディスク径:320mm
これに
① RC42用のマスターシリンダー (中古)
② ブレーキホース&ボルト、ワッシャ
③ XJR1200用ブレーキローター×2 (中古)
④ ローター用スペーサー
⑤ ブレンボキャリパー
⑥ スピードメーターケーブル& ギア (中古SR用)
部品の手配を進めます
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