奥能登芸術祭
日が高くなり 気温上昇
休憩
この先の海岸沿いのエリアは前回廻ったので 内陸方向へ
途中 以前記事にしたキリコを見学させて頂く
本当はコロナが無くて 伝統のキリコ祭りと奥能登芸術祭がお互いに盛り上がれば嬉しいのですが
室内展示は公開中止のモノがほとんどで
仕方ない
マンボウが開けたら 再来ですね
珠洲の外浦側に位置する 旧日置小中学校
ここは室外展示の作品があるようで
高台にある学校から海が見える 最高のロケーション
階段を下ると
運動場に使われていた平地のなかに四角い工事現場のような囲い
降りてみると
四角い木製の囲いの中に 四角い穴
シャベルや巻き尺の右側に 巨大な動物の足の骨のようなモノ
そして尾骨
長い背骨
大きくて長い 頭蓋骨にちいさな前足
全体で10m以上はあるでしょうか
巨大な生物の骨のようなモノ
リアルですね
題目は 「クジラ伝説遺跡」
つまり 古代の架空生物を想像で再現した芸術
クジラやイルカは 一旦は陸に上がった哺乳類が再び海に戻り進化した生物
陸から海に戻る過渡期には手足がある姿だった時期も想像されます
そんなクジラ伝説
生きていた頃の想像上の姿が下の写真
歯が鋭い口 皮膚はカバに似る
解説の看板もありましたが
この作品は丁寧な造りとリアルさ ロケーションも含め ワクワクさせて頂いた作品
この解説に出て来る 縄文真脇遺跡
実際に土器やイルカの骨が出土する貝塚は 今の海面から少し上がった丘の上で発掘
つまり 今より海の海面が高かったんですね
そんな意味でも リアルなロケーション
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