最近 乗る頻度が多くなったXT250Tだけど
なんか 調子が異常に悪い
アイドリングは安定しているのだけど 全体的にパワーが無くて
燃調が薄い感じ
マンネン基地のバイクの中では 比較的新しい
1983年式
・・・万年基地では 41年落ちでも 新しい方なのだ 💦
以上に調子が悪くなる前も 中低速が薄い感じでパワーが足りない印象でしたので
メインジェットは濃い方に振ってみたいな・・・と思ってはいたのですが
今となっては 中古車も出てこないようなバイク屋からも見放された車種なので
部品も無いし どうしようか
それに ノーマルキャブがオフ車初のDOHC4バルブを導入し 片方が強制開閉式
もう片側が負圧式(CV)の 二つのキャブを使ったYDIS(ヤマハ・ディオ・インテーク・システム)
という特殊でヘンタイ性の高いメカなので XT250Tとして使える汎用キャブが見当たらないわ、使えそうな部品も無い💦
なんか 無いかな~~
と思ったら 在りました
「キースター」から発売されている SRX250用燃調キット
SRX250とは こんなバイク
XT250Tとほぼ同じエンジンを積んだ 軽量ロードモデル
1984年発売 最大出力28PS
当時のホンダの軽量単筒250ccに対しDOHCを搭載することで優位性に立ったモデル
ですが
最大出力 40PSの ホンダVT250Fの前に砕けました
でも根強いファンの心は掴んだ様で
後期型も1990年発売
シンプルでカッコイイデザインは今なら売れそうな気もします、 SRX250(30X)
前期後期の外観的には 前後デスクブレーキ エンジンは銀色 等変化が見られますが
キャブも部分的に変更がある様で キースターのSRX250キットをXT250Tに流用する際は 前期型(51Y)用を使います
早速 キャブを外していく
キャブの内部は奇麗でした
不調の原因はコレでした インシュレーターからの2次エアクリーナー吸い
金属の部分とゴムの部分の隙間が剥がれ
写真は 左右とも全部引っ剥がしたトコロ ここは接着するとして
(部品は出ないので)
キャブの方からバラシて
連結部のダイヤフラム交換
インナーパーツも変えれるモノは交換
ゴムのOリングなんて 流石に40年も経てば固く劣化
メインジェットは ノーマルより一つ濃い#105
それ以外は ノーマルと同じ番手を組む
組み上がり
メンテナンス性は 当然良くない YDIS
インシュレーターは セメダインスーパーXGで 接着
速乾タイプですが 1日放置
インシュレーター取り付け 念のため液体ガスケット薄塗
キャブ取り付け
取り逢えず 近所レベルですが テスト走行
結果 良いんじゃない (〃艸〃)ムフッ