ぶらっと訪れた 山間の廃線になった鉄道の展示場
駐車場にはクルマはあるが 人の気配はない
ニイニイ蝉であろうか? 林の方から 「ジ・・・・・ 」
と耳鳴りに似た 音だけが 聞こえてくる
6月半ばの休日午前、 もう日の高い時間であるが バイクの影は うすくぼやける
・・・・天気予報では午後は雨・・
暑くは無いが 肌がべたつく
「そろそろ下界に下りるか」
バイクに跨り 来た道を戻る、 なんとなくバイクのエンジンもボタ着き気味
どうやら コイツも 湿度の高さを感じているようだ
海沿いを通って帰ろうか・・
少しは爽やかになるかな
防風林に隣接するグランドに寄ってみた
選手の年齢から社会人のチームのようだが、皆一生懸命 ボールを追っている
実は私も学生時代 サッカーをしていたのだが 上達できず 悔しい思い出 選手が眩しい
このグランドでの思いでと云えば 審判の笛を吹いたこと
まだ 私は学生だったので 社会人リーグの選手は 体格も良く 威圧感があったので 半分ビビリながら
ジャッジをしていたことも 懐かしい
しばし見学
雨が降る前に 隣接する海へ
梅雨の走りか、日差しは弱い
海に写る 空の色は淡いグレー
それでも波は穏やかで 雨が降りだすまでは もう少し時間がかかるだろう
再びバイクに乗り 家に帰宅
既に家族は昼食を済ませていた ・・・と云ってもまだ1時前だが・・
私も食事を取り 離れのガレージへ
バイクの整備の支度をはじめた頃 ポツリポツリと 雨が降ってきた