ポスターで見かけた 「全国和紙ちぎり絵展」 会場
道の駅 たいら が下に見えます
つまり 道の駅から奥の一段高い場所が会場なのですが
一般のひとからすれば 判りにくい場所なのかな?
入館時は館内に受付職員と私のみ
早速見て回りましょう
春の色が残雪の山から麓の花まで 和紙の貼り絵で見事に再現
紫陽花
水彩画のような滲んだ色かげんも 面白い
戦国時代 鉄砲を集中配備し戦術的に使用し戦果を上げたこで知られる織田信長ですが
じつは それ以前の戦いではこの五箇山の硝煙を使った鉄砲に苦しめられ
その威力を身をもって実感
当時の古文書 その内容は硝煙の製造マニュアル
読んでいると その製造には いくつもの工程があり 複雑で 時間も掛かる (年単位)
簡単に作れるものではなさそう
ちなみに 火縄銃の縄も五箇山産が上質で立ち消えしにくい
この様な床下も 硝煙作りの工程で使用
さて 再び和紙ちぎり絵
こんな 楽しい絵柄もあれば
金魚
丸い胴体を上から眺めた可愛い構図
和紙で作った 和傘の色彩を ふたたび和紙で表現
コスモス
写真にしてしまうと判りにくいけど 貼り付けることにより立体感も表現
沖縄の家
モノトーンに近い色彩ですが 見事に石壁や瓦のゴツゴツした感じを表現
桜
つばき
影と光 そして色の対比が印象的
越中 八尾 風の盆
晴れた日の 雪の眩しさ
夕焼け
桜
丁寧で繊細な仕上がり
シンプルな線で 楽しい図柄
紅葉の白樺でしょうか
ハレーションする水滴の光かな・・・
柿の色が もう収穫しないと熟しちゃう と言っているよう
どの作品も 和紙の貼り絵ですが 同じ技法でも 色々な表現ができるようで
見ていて飽きない
まだまだ紹介してない作品も多数
作品レベルも高い
しかし 場内は閑散・・・・・・勿体無い
わたしが 見物を終えた頃 2組ほどの見学者が来場
少しは 見に来る お客さんがいて ほっとしましたが
せっかくなのですから もっと大勢の人に来て欲しいと思った ちぎり絵展でした
つづく