とあるコロナ前の 8月最終土曜日 夕方
能登内浦の国道沿い
早い夕食を済ませ
海岸沿いを北上
漁港の街に到着
バイクを置き 徒歩で街中へ
時計を見るとPM6時半
既に夕暮れ
街頭が灯り始める
神社前広場に行くと
袖キリコと呼ばれる 山車が終結
この時間は 人は少ない
氏子の皆さんは ヨバレで 休憩中
ヨバレとは↓
《珠洲の海辺の町で聞く》 能登独自のもてなし文化「ヨバレ」 - 日本遺産「灯り舞う半島 能登 〜熱狂のキリコ祭り〜」能登のキリコ祭り (hot-ishikawa.jp)
なので 夕方はお酒が呑めない子供たちの時間
地元の子供なら山車に上がって太鼓叩いたり 絵を見たり
絵は 実在の武将や歌舞伎の題目などをモチーフにしてます
若くして散った美少年が多いかな
ダイナミックな表情や筋肉の描写も見どころ
そんな キリコに明かりが灯り
闇のなかに浮かび上がる
日がある時と違う印象の絵に
少しずつ人が多くなり
花火が上がると氏子が繰り出し キリコが練り歩く
私は一足先に帰路に付きますが
帰路、能登の山道は夏の夜には肌寒く
過行く季節を感じるのも このキリコ祭り
来年こそは再び開催されることを祈る