GHO シリーズ
今日の題名は5月19日~・・・となっていますが これ以前にヘッドの加工も終わってますが
ヘッド組むときに一緒にアップしたほうが分かり易い
同じ様に 多少タイトルと前後する作業もありますが 勘弁願います
電気系ですが 2ポイントから1ポイントに変更する大胆な改造
前回書き忘れましたが イングニッションコードの文字注目
▼ YAZAKI 2005 とあります ・・・・つまり2005年製造品
本体はもっと古いですから コードのみ付替え
このタイプのイングニッションコイルはコードも含めて 一体モールド
普通でしたら コードのみ付替えは出来ません
先生曰く「半田付け」と聞きましたが どのように付け替えたのか 謎 (ゴッドハンドだから出来る技か?)
昨日の姫路の松居様のコメントで ネタバレしたしまいましたが
赤いコードがミソ
今回取り付ける レギュレーターは より高性能な ICレギュレーターに変更
そのベースを穴あき加工
レギュレーターは 発電機の電圧が高くなると 余分な電圧をカットして バッテリーに安定電流を供給
余分な電気は熱として放出しますので 風を通し冷却効率を高める為の加工です
そのCIレギュレーター取り付け
これは 先生の愛車W1Sに取り付けているモノと同じ
先生に何処の取り扱い製品? と聞いたら 市販品ではなくて 姫路の松居様製
エンジン低回転から14Vチョイ 発生 回しても電圧が安定
信頼性も先生の過去のテストで実証済み
ライト常時点灯でも問題なし(・・・むしろレギュレーター本体の発熱量が減るので常時点灯の方が回路にも好ましい)
そんな訳で 姫路の松居様には 昨日の記事でバレちゃいましたネ
取り付けも 写真の様に浮かして取り付け 放熱効率はバッチリ
エンジンシリンダーですが ボーリングから上がってきました
カムのガイドを取り付け
シリンダーはホーニング
先生の過去の経験からやっている工程
この加工と関係があるか分かりませんが この頃のバイクは新品エンジンだと 必ず慣らし走行
「1000km」
同じ様にエンジンOHしても 慣らし走行「1000km」
・・・・古いバイク乗りなら常識ですが
最近のエンジンは慣らし不要
レースなんかでも シリンダー組み替え直後から 全開走行は当たり前
「慣らしは?」なんて現場のメカに聞いたら 「古い」 と 白い目で見られます
これは 部品の加工精度や材質の向上など 技術進歩がある訳ですが
先生に このWのエンジン 慣らしは? と聞いたら 「250km」 との答え
この丁寧なホーニング加工追加が シリンダー表面の凹凸を無くし 慣らしは普通の四分の一でOKという 精度を出しているのかも
四分の一と言い切ってしまう先生の 言葉は長年の実績からくるデーターから出た数字
・・・・・やっぱり ゴッド
先生のピストンの組み方ですが
まず ピストンにリングを組んで 写真の様にシリンダーに挿入
このやり方なら ピストンリングコンプレッサーも不要で リング部分が組めます
コンロッドを2本の専用子割板で固定
そこに ピストン入れたシリンダーごとかぶせ位置を合わせ シリンダーシャフトを貫通
ピストンがシリンダーに収まりました
あとは芯出しして
ボルト締めて 組み込み完了
・・・・・・・・・・・続く