今度 名古屋にお嫁入りする CB500fourイソギンチャク号
↓
試乗も兼ねたツーリング、 最後の最後で不調発生
アイドリング不安定& 全域に渡ってパワーダウン
その時点で判ること調べたら
1 ガスは行っている
2 プラグの火は4本とも飛んでいる
3 マフラーの排気具合は バラついて 2気筒みたいな排気音
・・・・・これは典型的な コンタクトブレーカーのコンデンサー不良の現象
しかし コンタクトブレーカー 今年6月に交換したばかり ↓その時の写真
用意した交換部品はリブロですが メイドインジャパンのダイイチ製
・・・・そんなに簡単に壊れるのか?
判る範囲でコンデンサー検査
2個とも 絶縁はOK
コンデンサーは電気を貯める部品なので メガーテスターで絶縁測ったら ボデイと芯線を放電してやるのですが放電で ちゃんと火花は出る
つまり容量こそ判りませんが 電気は貯めれてる
もしかして コンデンサーは壊れて無い?
・・・そうなったら 他に思い当たる故障要因がないので ドツボハマるな
でも とりあえずコンデンサー新品入手
壊れたのはダイイチ製でしたので ヒタチを手配・・・のはずがダイイチが来てる
組みます
エンジン動かすと
・・・・・・アッサリ 正常状態に
やっぱり 原因はコンデンサー
悩んで損した
不具合部品は持っているトラブルの元なので ゴミ箱へ
・・・・しかし 8000円の損失だ ダイイチさん 損失補填してくれないかな
さて ここからは当初から予定していた納車整備
タンク外して
コック点検
ゴミは溜まってますね、 ここの場所は古いバイクですから定期的に掃除してもらいたい
次はキャブの同調作業(狂っているのは分かっていたので)
車載工具が付いてませんね 新オーナーさま プラグレンチは自分で手に入れてください
これだけは 純正車載工具がベストです ↓
プラグレンチは私のCB550から拝借
私はキャブ同調の前は 必ずプラグは新品に交換
普通に点火しているプラグでも 古いプラグ使用での同調作業ではバキュームゲージの値が不正確になると感じているから
では バキュームゲージを取り付け 測定
予想はしていましたが 大きく狂ってますね
調整して
この辺で 妥協
古いプラグはまだ使えるので 付けておきます
さてオイルも交換
ドレンパッキンも交換 M12用なら 純正じゃなくても何でもOK
オイルの見た目はかなり汚れ
コレも交換
これで 作業終了
書類も完備
イソギンチャク号は車検対応の為 ライトはケースごと4H対用品に交換してありますから 一応ノーマルのシールドビームは付けておきます
それと 書類はダンボール入れて
キーは落ないよう 処理(キーは一本だけ イングニッション、ハンドルロック、シート、タンク 共通)
これで 何時でも 嫁入りOK
コメント(18)
コンデンサーの不具合嫌なトラブルですね…。
私も交換をしておこうと決意しました(^^)
大事に乗って欲しいデスね~。
いつもながらプロレベルですねぇ~(^^)
それにしても寿命の短い奴に当たりましたね
原因が何かあるのか?
勉強になります(≧∇≦)
そう来ましたか・・・・たしかに蝉虎ならコンデンサーは不要ですからね
今が正常なら交換はしなくても 予備で部品取ってもいいですが高いし
手配すれば4日で到着
交換するのでしたら コンタクトブレーカーごと交換で信頼性アップ
外したコンタクトブレーカーのコンデンサーは取っておいて 非常用にする作戦のほうが効率的かと
ある意味 手渡す前に壊れてくれて 良かった
・・・こちらなら対応も早いので
電話した内容で検討願います
木之本や郡上辺りまででしたら 北陸圏内と大差ないので 1諭吉で運搬可能
貴重なCBなので 大切に乗って欲しい
しかし 旧車なので イロイロあるでしょうから それも含めて楽しんで欲しいです
商売の基本は 最小限の手間で最大限の利益追求・・・
わたしは 趣味でやってますから
でも 正直なところ 人のバイクは責任持てないので 自分の愛車&身内以外はあまり弄りたくない
コンデンサーの不良に関しては 「運が悪かった」の一言
最近の Sゲコさまの記事にもあるとおり 比較的新しいコンデンサーでも突然不具合という事例は多いみたい
コンデンサーの突然死 家の近所で発生なら調子が悪いながら帰ってこれますが
ツーリング先ですと困りますね
同じような事例は多いみたいなので CB乗りは要注意
”イソギンチャク号”のCB500!
オーナーさんが羨ましく感じられます(#^.^#)
ところで、何故に”イソギンチャク”?
この CB500がこれから どんなストーリーを作って行くか 楽しみ
今まで あまり乗ってない個体なので 旅させてあげて欲しいです
イソギンチャクの由来はタペットカバーの形状から
(今でも売ってる 放熱フインの付いた社外品)