輪島オートモビルの会場 予定していたより 長く滞在
・・・・・いろいろな方と情報交換していたら 時間なんかあっという間
昼食場所へ向かいます
空港から15分 旧柳田
セミナーハウス山びこ
ここは いきなり大人数で行っても 席が確保できる 温泉もある保養所
幹線道路から外れた田園の中にあるので 地元の人以外にはあまり知られて居ない
駐車場も広い
以前 「ふるさとツーリングトライアルIN能登」というイベントで使ったので T中さまも知っているんですけど
その時の万年NA 32歳
大人数で押しかけたので 料理の出来上がりまで すこし時間を要しましたが
ここは そばも美味しい
この日はカツ丼セットにしてみました
食事が終わったら 当初の計画では 能登の外浦側を回りながら ツーリングでしたが
門前ゴロウさま(仮称)が自身の基地に案内してくれるというので
ゴロウさまの W1SAの後に付いていきます
到着したのは 輪島の某所
適当にバイク停めて
お邪魔します
納屋一棟が 基地
1階の土間が整備ブース
パーツごとに整理された棚
よく使う資料は 取り出しやすい場所に
鎮座する ピカピカのW1S
この風防カッコイイ W1Sのスタイルを邪魔していない
バンパーにもアクリルが取り付けられ 風よけ効果も高そう
なにげに 上を見ると 1971年 ゴロウさまの若い頃
やんちゃな悪ガキ風ですが なかなか精悍 カッコイイ
なんだ この W1用ガスケットの束は・・・・
これは使用済みガスケット
基本的に エンジンガスケットは 再利用しないので この枚数分は エンジンを開けたという意味
(袋に入っているのは新品)
W1のエンジンヘット
私が 「W1(W3含む) エンジントルクをかけた状態でアクセル開けると 音がすることが」と言うと
ゴロウさま曰く「この部分にプッシュロッドが当たるから」
「それが証拠に ロッドの方にも当たった跡が残る」 そうで 納得
後日 オーツカ先生にそのこと話したら「え~~~そう」 だそうで
先生はノーマークみたいでしたが
これは バルブ
その頭部分に注目
ロッカーアームが当たっている部分が ○になっているのがわかるでしょうか
普通は ① の様に 多少摺動しますんで 短い線で当たる
先程のは②
これ見せられた時は 私も???でしたが ②の方はエンジンを動かすと バルブが少しずつ回っている
証拠
こうすることで バルブのアタリが常に安定 (回らないと一定の場所しか当たらないので安定性に欠ける)
長く安定した動作を確保
つまり ロッカーアームの押す位置をわざとズラして バルブが回転するように改造
ゴロウさまの W1に対する探究心が人並み以上なのが これだけでもわかります
お馴染み W1のマフラーパンチングパイプ
穴の位置や大きさで音質が変わる
応用して 加工で自分好みの音質に変えることも可能
・・・・ここまで来ると 楽器の調律に近い
これは 独自開発 W1マフラー分解工具
ゴロウさま
いいもの見させて貰いました 素晴らしいアイデアの宝庫
W1に対する 「愛」 が溢れる 基地
あとは 能登の海を眺めながら ノンビリ流す
右側には日本海の サンセット
終わり