写真は 初期型のCB50
4サイクルOHC50cc
良く回るホンダらしいエンジンが特徴の50ccスポーツ
懐かしいですね
小僧の頃の私が最初に乗ったバイクです
松任の北側にあった解体屋から9000千円で購入
キャブ掃除とポイント掃除だけで 普通に乗れるように
一人で乗っている分には何にも問題はなかったCB50ですが
仲間とツーリング行きますと
こんなのや
あんなの
の2サイクル勢に着いていけない
でやらかしたのは「エンジンに空気とガソリンがいっぱい入ればパワーアップ」
の理論
CB50のエアクリーナーボックスを取っ払ちゃいました
結果は 「パワーダウン」
中速域でのトルク感は薄くなり 高速も伸びない
キャブのジェットを弄っても たいした改善も無し
・・・まぁ当然の結果ですが
当時はエアクリーナーボックスに慣性過給という役割があることを知らなかったんです
「慣性過給」とは↓
慣性過給とは?慣性効果を利用して空気をシリンダー内に押し込む手法【バイク用語辞典:エンジン出力向上編】(自動車ニュース clicccar.com(クリッカー)) - goo ニュース
エアクリーナーボックスを外したCB50は キャブからテッシュの破片の様なゴミを吸い
あえなくエンジン抱き着き
エアクリーナーボックスとエアフィルターを取っ払った代償は大きい
ドカティ900SSのエアクリーナーボックス
この辺のスパースポーツマシンになると こんな容量に
それだけ エアクリーナーボックスには意味があるということです
こーんなカスタムは 飾っておくだけなら 本人の自由ですが
公道を走るバイクでは 良い大人は真似しないでしょうね
多くのオートバイのブローバイガス還元装置はエアクリーナーボックスに接続されているのですが 外すと車検通りませんから
これGX750の例
こんな感じでブローバイガスパイプが接続されれ エアクリーナーボックスで回収
そして 各メーカーの開発設計者が最適のセッテングをしてくてれいるのです
素人が改造しても 99.9パーセント性能低下
夢々疑うことなし