富山から新潟に入って 最初の駅
「市振駅」
駅の待合室からホームへ出てみましょう
構内踏切を渡る
泊・富山側
島型のホームに上陸
目の前は日本海
風の強い日には 潮の飛沫が飛んで来そう
・・・しばらく黄昏て
待合室に戻る
ここ 親不知は松尾芭蕉が旅の途中に寄った場所
一家に遊女もねたり萩と月
と 読んでいる
意味は北陸の親不知街道、 同じ一軒の宿に遊女と泊合わせた。 おりしも庭には萩の花が咲き、月も照らしているよ、の意。 遊女達のあわれな身の上を思う気持ちが、萩の花と月でより余情を深める
と解説には ありますが 芭蕉先生も色っぽいお姉さんが 同じ宿に泊まっていると
思うと ソワソワするのですかね
お楽しみの 駅ノート
「市」と 背番号「1」 「振」と打者 を掛けて このイラスト
思わず ♪ 背番号1の凄い奴が相手 フラミンゴみたい一本足で・・・
と ピンクレディーの「サウスポー」を口ずさんでしまいました
隣の 宮崎駅から此処まで歩くと
その距離 5.4㎞
実際歩くと かなり遠い💦
やっぱり 駅ノートのイラストのモチーフは 爽やか美少女が王道
カラフルで 素晴らしい
こ・・これは 昨年寄った 親不知駅で見た イラストの作者と同じでは?
此方の絵の方が 丁寧に描きこまれている
⤵ 親不知駅のイラスト 登場しているキャラクターが同じ気がする
画は奇麗とは言えませんが インパクトは コッチですね
先へ進む
此処から国道8号は 断崖絶壁の海沿いを走る交通の難所 親不知・子不知
左側に日本海を見ながら行く
一番の難所「天嶮親不知」
前に宿泊した 親不知観光ホテル
その手前の駐車業にGX750を停めると
私と 同年代かと思える男性が声をかけてくれた
その男性が 若い時に 愛用していた 空冷2サイクルマシン
ヤマハ RD400 キャストホイルの後期型は1979年発
スペックは 車重153kg 40PS 3.8㎏f/m
と 400CCとしては 軽量
パッと見た目 私のバイクがRDに見えたそうで
排気音が違うから 変だなと思ったら
GX750だったという訳
発売時期も近い RDとGX
デザイン的には 似ているのですね
因みにRD400の後継モデル
水冷2サイクルエンジンの1982年発売のRZ350のスペックは
車重 162kg 45PS 3.8㎏f/m
という訳で 車重はRDの方が軽いし
トルクは同じ数値ながら低回転から発生
古いモデルのRDですが後継機のRZより更にパンチのある刺激的な乗り味と感じる
その後は 空冷4サイクル4気筒マシンに乗りかえたそうですが
カワサキ Z400FX
車重は208kgと重く 43ps
トルクは3.5㎏f/m
パンチの無いFXの乗り味は物足りなかっそうで RDが面白かったと
そんなRD400に似た GX750を見ちゃった日には 声をかけずにいられなかったそう
この お兄さんと長話
お互い 一期一会ですが バイクが結んでくれた「縁」
こんな 時間も良いモノです
お兄さんと お別れしたあとは 此処を下ってみましょう