11月3日 三連休の初日
この日は 伊豆で企画された 三発隊ツーリングに参加するための移動日
三発隊とは
ヤマハGX750&XS750SPという 古の3気筒バイクのオーナーによる
ワンメイククラブ
ヨーロッパでは ある程度売れた 国産初の4サイクル3気筒エンジンのマシン
GX750ですが 日本では全く人気が出ずに
このバイクに乗っていること自体が「ヘンタイ」扱い
という 闇のバイク
当時の国産ライバル
スズキ GS750 エンジンの信頼性アップ エンジン自体もコンパクト
ポップ吉村に愛された車種
ホンダ CB750F2
伝説のOHC4気筒 エンジンもビックバルブの採用で レースでも活躍
しかし 末期モデルの感は隠せない
カワサキ Z750D1
いわゆる Zの丸タンク4本マフラーの トランデッショナルなスタイル最終形
豪華なトリプルデスクブレーキと4本マフラーは当時は「重い」と・・・
という感じで GS750以外は ライバルも古いモデルを引き継いでいたので
スリムでハンドリングの良い GX750が 特に不人気だったのは
「3気筒エンジン」の良さが まだ日本のライダーに理解されていなかった為なんでしょうね
そんな中でこのエンジンの魅力に気が付いた 極少数の人たちが集まって 出来たクラブが「三発隊」
このクラブも 濃い人たちの集まり
そんな 訳で この日はトランポにGX750を積んで
富山から飛騨へ
夏が暑くて長かった今年ですが 気が付けば 紅葉
上宝で早い昼食に
道の駅内にある いちすけさん
今年のイワナはもう絶望的らしく メニュー表の文字だけが虚しく掲示
なんでも 地元のイワナ養殖業者で廃業してしまった所もあるらしく
来期もどうなるかわからない ・・・とのこと
折角の名物もコロナの影響や 経営の継承の問題で 上手くいかないみたい
奥飛騨の温泉旅館も 以前は2食付きのプランがあった宿も 今は人が足りず
素泊まりだけのトコロも・・・・
気に入った 宿や食いものは 泊まれる時に 食える時に 利用した方が良さそうですね
コーヒーのポスターも
モノには罪は無い ロシアのサイドカー「ウラル」
イワナは無いけど エビ天丼を 美味しく頂いて
峠越えは お金節約の為 旧道をチョイス
白樺は既に落葉
実は 写真に写っている場所に
以前記事にした 一つ目小僧「雪入道」が居たんです
↓ この記事
奥飛騨の伝説上の妖怪
地元以外の通行人は そんな妖怪の存在は知りませんから 岐阜県警のセンスを疑った 真夜中の安房峠越え
この日は秋晴れ
峠を越えると
冠雪した穂高連峰が間の前に
少し下ると 唐松の黄色い紅葉が日を浴びて 鮮やか
松本から塩尻までは アルプス農道 そこからR20
韮崎の手前で K12 >R52
途中から K10で 富士川
身延線の線路を見ながら
ビジネスホテルを謳ってますが 独特の雰囲気が漂う
3連休にも関わらず 2食付きで 1泊9200円 しかも美味しいサカナが食えるという
外観はこんな感じ
少しぶっきらぼうな 男前の女将が出迎えてくれます
駐車場は 道路を挟んで反対側に3台
少し離れて(20mくらい) もう数台
部屋はこんな感じ
風呂トイレは共用ですが
部屋に洗面台あり 飲み物の自販機 共同の冷蔵庫もありました
お楽しみの料理ですが
アジのお造り タイ・マグロの刺身
このアジのお造りは絶品
男前の女将も 一見不愛想ですが 客の話は聞いてくれるし
慣れれば 程よい距離感が心地よい
名物 サクラエビを散らした ヤッコ(*^^)v
アマダイのホイル焼き
タイの潮汁
料理の味は 期待以上
普通のビジネスホテルに物足りなさを感じているなら ここはお勧め
とにかく魚が美味い