さて始まりました ゴッド ハンド オーツカ 略して GHO シリーズ記事
まず 今回まな板に乗るW3万年号 の経緯から
このバイクを手のしたのは 5年前の秋 オドメーター距離64000km
石川県内のバイク愛好家から個人売り買いで購入
それまで CBナナハンで満足していた私 車検のあるバイクはCB750FOURにドカ900SSを所有してましたから
増車するつもりもありませんでした
そんな時に 私にw菌を感染させようと 信Wさまが 自身の愛車のW3を私に試乗させてくれました
古いバイクは好きな私 ツインの乗り味には興味ありましやが 信州のw3号に乗った感想は
「乗り味がドウ?コウ?言う前に ハンドルの角度が手前に倒し過ぎて ポジションが窮屈で苦痛
やっぱり 自分のバイクがイイな・・」
と w自体には あまり関心は示しませんでした
の山梨ツーリングに参加したとき
参加人数は 50~60台いたでしょうか すごい数のCBナナハン
HM300マフラーから吐き出される ドズの効いた排気音は迫力万点
・・・・中には バイクが修理や車検で使えず 他の車種で参加のライダーも居ますが
ツーリングに参加中 とある峠で私の前を走るのは 何故かW1SA
ピカピカにみがきあげられた キャブトンマフラーが奏でる音に50台のHM300ミュージックはかき消され
わたしの耳の中で「独演」
以後 w1の排気音が耳から離れす
・・・・CBナナハンのツーリングでW菌貰ったのは 私位でしょうね・・・
そんな折り 今の愛車を譲ってくれる話があったので 店頭での一般的は相場×0、7くらいで 買値値段提示
しましたが 以後連絡は無く 話は流れた と思っていました
・・・縁がなかったな・・・
それで終わる筈でしたが どこからともなく 「売れ残っていると」噂
普通のw3でしたらそれ以降も特に気にしないつもりでしたが
このW3のナンバーは 旧ナンバー しかも新車時から受け継いだ 「石 ま 23-77」
県外に出すと消滅してしまうのは 惜しい
と言う訳で 再交渉
売主曰く 「エンジンOHしたばかりで 費用がかかっている」
とのこと 私とすれば 同じ調子のエンジンなら開けてないエンジンの方が欲しいと思うくらいなので
高値で買う理由にならないのですが 石ナンバーは惜しいので 向こうの言い値で買うことに
そんな 訳で ここからは 私が買う直前に作業した写真
調子が悪いので明けたら ピストン 全円周傷 普通の抱きつき跡じゃないですね
クランクまでバラしてOH
ダイナモブラシは替えたようですが シール類は替えたのかな? 記録なし
ピストンは 0.75オーバーに
・・・普通は 0.25から始まって 次は0.5 だから 3回目のボーリングか? 60000kmチョイしか走ってないのに
と 私とすれば エンジンOHしたから 大丈夫 ・・・ というより 何故3回もバラさなければイケナイエンジン?
という疑念のほうが
しかし w菌 と 旧ナンバー菌にやられ 契約してしまったから 後には引けない
買った 直後から エンジンの掛かりは悪いし アイドリングは安定しない
終いには 燃える
電気系は自分なり整備しましたが
アイドリング 1700rpm ここより落とすと エンストの不安
それでも普通に乗ってましたが 昨年の w1ミーティングでエンジン抱きつき
2番の方ですね
この時は ホーニングして組み付け
でも エンジンから異音が出るし なんとなく不安
今年 お花見ツーリング 再び抱きつき 状態をオーツカ先生に見てもらったところ
「オイルの循環が悪い 抱きつきの原因はそれ」
写真は 今年 4月27日 お花見ツーの夕方
とのこと 正直自分の手には負えないな・・・と思いましたので 今回は先生に甘えて
エンジンのOHをお願いすることに
条件は 1 先生に手順や使う部品 方式の変更など おまかせ
・・・・私は特に拘りはないので エンジンとフレームONが大きく違ってもOK フィンの数にも拘りませ ん点火方式は 1ポイントで2ポイントでも おまかせ 交換部品も新品でも中古でもOK
2 納期もおまかせ むしろ ゆっくりやって下さいと願い
・・・というのは過去の 空色オータ号W3や 白スポW1Sでの 作業内容を知っている私
白スポ号なんて 正月三が日の作業内容がすごい工数
正月返上 で先生自身の家族や自分の時間は?・・・・・ という経緯がありましたから
「半年~1年かかっても良いですよ」 とお願い
先生は 修理を 快く 引き受けてくださいました
・・・・・続く